化学物質過敏症の雇用条件とこれからの募集について。

株式会社ふじ井 代表藤井千晶です。
あまり歴史や偉人には詳しくないのだけれど、初めて聞いたときにココロがふるえた言葉がある。

Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.

あなたの国が何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国に何が出来るのかを問いかけてください。ジョン・F・ケネディ(1917年~1963年)

『どうして国は動いてくれないのか?どうして、皆はわかってくれないのか?』
ではなく
『自分が何ができるのか、自分ならばどう動くのか?』

これからカナリアップ工場兼事務所で働く人に求めること

*依存はしない、自立を目指す人。

*自分のスキルをカナリアップのために使ってみたいと思える人。

*カナリアップや化学物質過敏症の雇用は注目度が高いため、メディア露出や、モデルケースなどの取り扱いがある可能性がある。それらに志を持って対応できる人。

*よくわからないけど、自分が働くことで希望になるなら!もしくは、チャレンジします!

化学物質過敏症で困ってるから助けて欲しいという人は現状では断るつもり。
なぜなら、働く人が「助けてくれる!」という依存スタンスだと、やむをえず解雇することになった時、価値観がずれ、関係が悪化した際に
「助けてくれるか思ったからここにきたのに!」となるとお互いに良い思いはしない。

たくさんの人と知り合い、その考え方と触れる中で私は今まで「みんなを助けたい!」という思いが強くなっていったけれど、それだけでは
「依存」を生み「自立」できないと判断した。
私一人でみんなを助けることも、沢山の人の意思を汲むことも不可能だし、スタートアップのカナリアップが誰かを救うなど無理。

最初に集まる人には、カナリアップと協力して一緒に成長できる関係性を築きたい。

早く建てたい

化学物質過敏症の方を雇うということ。

実際に化学物質過敏症と診断を受けた女性を1名、11月から雇用して約2ヶ月経った。
彼女は昨年化学物質過敏症と診断を受け、前職を退職し倶知安に引っ越して当店にやってきた。

おおよそ面接した印象はタカヨシより軽度な様子。北海道内在住の人なので働き始めてからもし業務にたえられない症状ならば、実家に帰るという選択肢があったので思い切って倶知安に引っ越してきてもらった。

その結果、見えてきた大きな課題。同じ病気でも相性がある。

彼女は化学物質過敏症と診断されて半年ほど。体調不良で2ヶ月ほど自宅待機していたので、いきなり長時間働くのはお互いに不安があった。

「まず最初はパートで働いてみましょう。」

当初彼女の衣服に残った洗剤のニオイが抜けきらなかったのか、タカヨシに反応が出た。
洗濯洗剤、シャンプー、リンスなどこちらで指定したものを使用しても、体調が悪くなる時期が続く。

そこから1ヶ月ほどかけて徐々に衣類のニオイが抜けたのか、タカヨシが慣れたのか、同じ空間にいられる時間が増えた。

彼女の場合は軽度のために公共機関の移動や店頭の他のスタッフと交わっても今の所それほど問題がなく、体調も以前より落ち着いてるようだ。

カナリアップ工場完成前に働くことでのデメリット

*洗剤などの指定は現在スタッフにはしているけれども、完璧ではないので場合によっては反応が出る可能性。
*電磁波過敏がある人はWi-Fiの電波に注意が必要(店舗・工場ともにWi-Fiあり)。
*工場内は出来るだけニオイなどが入らないよう配慮はしてるが完璧ではない。
*タカヨシが基準になるために、タカヨシより軽度であれば、自宅で使用してるものなど含めて
話し合って、使用するものの変更や配慮の要求がある可能性。

現状のメリット

*ニオイに対しての理解・配慮はできている(完璧ではない)
*もし体調不良になっても、休憩を長くとるなどの配慮が可能
*過敏症に関しての情報共有

今後の募集条件注意点

*タカヨシより重度または、反応物質が異なる場合は会社としても対応ができないため働けない可能性がある。
*まずはタカヨシと共存できるかチェック
(1週間から1ヶ月ほど試用期間&本人も大丈夫かどうかを確認。)

*タカヨシがダメな場合でも、採用された本人が配慮をした上で共存できるようになるか、
又、仕事を今までしてなかった、体調などにより、一般のパート雇用(30時間以下)が可能かを判断するため3ヶ月の試用期間を設ける。

*本人と相談の上、期間を設定して有期雇用契約で社員雇用を目指す。

*体調不良に関しての配慮、理解は示すが、福祉機関や障害者雇用施設ではないため、タカヨシを基準とし、お互いの体調により退職せざるをえない状態になることがある。

*障害者手帳の保有や発達系の雇い入れも視野に入れているが、一般就労などが困難と判断した場合など行政や医療機関などの連携や障害年金などおすすめする場合がある。

新しい工場と仮住まいの一軒家

新しいカナリアップ工場は1階が工場兼事務所、2階は6畳部屋4部屋・ゲスト&タカヨシ避難部屋1部屋、共同スペースのバス・トイレ・キッチン・リビングがある。

建築に関しては今後少しずつ公開してゆく。Wi-Fiはとばさず電磁波に関して配慮する。
(ただし、工場では機械で200v動力を使うため、重度の電磁波過敏はきびしい)
ニオイに関しても、共同使用で洗濯洗剤からシャンプーリンスまで無添加のものを用意。
掃除に関しても合成洗剤などを使用しないようにする。

でも、これは建築される6月以降のお話

外観こんな感じ予定ーーー

しかしながら、建物が建ってからだと、仕組みも人間関係も、仕事の回し方も全てを変える必要があり、全員が新しい人からのスタートだと大変。

まずは原型になる寮となる一軒家を借りて、仕事にも慣れてもらえるように作り込む。

工場建築までの仮住まいの一軒家を借りられそう!

上手くいかなくて当たり前

障害者雇用というわけでもなく、働けない人を働いてもらう取り組み!色々課題・問題があるので、福祉課などと連携できないかを相談してゆく予定。

動いてからわかることがたくさんあり、こちらの理想通りにいかないのは当然。
わからないことだらけなので画面越しのあなた。何かあれば助けてね。

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