副業とは・・・
所属先を増やす
世界を広げる
テレワークをやってみる?

「テレワーク」という言葉を最近まで知らなくて、電話での仕事だと思っていた
株式会社ふじ井の代表藤井千晶です。

働き方の考え方

最近、本業のお菓子づくりの他に
・カナリアップのこと
・販促に関するアドバイス
・カナリアップ関連の講演
など仕事が多岐にわたり、若干収拾がつかなくなってきている。

きっとプロフィールに書くならば・・
・妻
・母
・お菓子屋さん代表
・カナリアップ代表
・販促アドバイス
・講演スピーカー
というところだろうか。

この1年で本業とは異なる所属先を増やすことは、
新たな考え方やスキルを身につけ、ビジネスチャンスや世界観づくりに貢献できるということ
だと気づいた。

それをもとに思ったことは
「事業主側にとっても副業は良いかもしれない。」

副業というよりは所属先を増やすこと。
習い事はお金を払って勉強するが、お金をもらいながら勉強ができるのが副業ということなのだと思う。

勉強という観念というより修行に近いかもしれない。

私の場合は、大手のお菓子屋を退職した時点では、独立するには経験が浅すぎた。
『お金は頂かなくても良いのでとにかく働かせてください』と和菓子屋さんで修行させていただいたり、某有名ウェディングレストランなどで修行を重ねた。

お金をもらわなくても、その後の人生にとって変えられない価値になることもある。

副業の場合はお金をいただいてお手伝いをするという感覚で、それまで見たことのない価値は必ず存在しているはず。

終身雇用は既に崩れていて、1つの会社に依存するよりは、複数の会社を覗いてみるのも面白い。

もちろん、一つのことに集中できる職人さんや、これが天職!!と思える人は、所属先を無理に増やさなくても良いと思うけれど、部活動的な感覚で捉えると新しい世界が見えると感じている。

スタッフを幸せにするために、副業オッケーにする。

株式会社ふじ井は田舎の小さなお菓子会社、大きな会社と違って給料を一気に上げることも、多額のボーナスを払うことは難しい。そして「残業」はなるべくさせたくない。

ふじ井では繁忙期以外は残業はほぼない。
急ぎの仕事が入った際には人手不足を理解し「残業をします!」と声をかけてくれるスタッフもいて、とても助かってる。(もちろん残業代は払います)

たとえばスタッフが
「今の会社は理解があって働きやすいが、もう少し所得を増やしたい」
と望んでも、会社側が
「現状では給料を上げられない」となる場合、
「スタッフが所得を上げられるように会社を運営してゆこう」だけでは解決しない。

今、目の前でお給料を上げられないのであれば「副業を公認オッケー」にする道があるのではないかと考えていた。

「給料が安いから辞める」という選択肢もある中で、副業をオッケーにすることで所得が安定する。また副業で得た経験を、本業にいかしていくこともできる。

副業がうまくいかなくても、本業があるので違う道を探すことができる。

子供がいて保育所に預けれる時間が決まっていたり、家庭内のことで制限があり家から出られなくても、毎日1時間ちょっとした隙間時間に仕事ができたなら、それはそれで良いと思う。

スタッフは一生会社に所属するわけではないから(長く働いて欲しいけど)、仕事の仕方の選択肢を広げることは長い人生において悪いことではない。

化学物質過敏症とテレワーク

先日この会で一般社団法人Your choice代表の織田さんをご紹介いただいた。

「Your choiceには現在一切出社することなくパソコンの仕事をしている人がいる。その方は化学物質過敏症になったことでそれまでの会社は辞めざるをえなくなり、山奥の自宅で働いている」
「化学物質過敏症とテレワークは電磁波過敏がなければ相性が良いので協力したい」
とご提案いただき、はじめて「テレワーク」という言葉を知った。

「病気だから働けないを無くす」
私たちは、自分や家族が病気になったことが原因で働けないという状況に陥ることを無くしたいというミッションを持った会社です。リモートワークにすることで、在宅・在院をはじめ、場所による制約を乗り越えて「働く」を実現します。我々リモートワーカーはPCを使った業務であれば、リモートでもクライアントに価値提供をできます。 一般社団法人Your choiceのウェブサイトより引用

これが一般社団法人Your choiceのミッションで、実際に化学物質過敏症の人に理解があり、働いている方もいる。

そもそも化学物質過敏症の人は他人と接することが減っていく中で、物凄い孤独に陥りやすい。それが画面越しであっても人との接点を持ち、社会性を構築することは「生きる」上で非常に大切だと思う。

代表の織田さんはこんな方

実際の求人

未経験者でも大丈夫

固定観念は崩れていく、自分の当たり前は当たり前ではない。

お菓子屋さんとしての今後と、カナリアップの今後、雇用の仕方であったり、所得の考え方
色々なことがクロスをしていく中で、質の良い選択肢を増やすことはチャンスを増やすことでもある。

こういうテレワークの他にも、

最近知ったOriHimeロボット! すごい!
こういう働き方や、やり方があると思えれば本当に面白い。

このような会社と組んで新しい働き方を田舎の小さなお菓子屋が提案できること自体が本当に面白い。スタッフに幸せになってもらい、お店でも働いてくれる形を作れたら本当に楽しい。

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