倶知安では5月中旬ごろによもぎ季節到来。
よもぎというのは、基本雑草で、かなりの生命力がある。
海外で言うとハーブの一種になり、実はかなり優秀な植物。
別名モチグサと呼ばれて実は鍼治療のお灸に利用されてることもあるそう。
民間では古来から切り傷などの出血に用いられてきました。
(漢方では、艾葉(がいよう)といい、止血薬なんだって!!)
浴槽に色ついたらどうしよう・・・とやったことはないけれど
葉を湯船に入れたよもぎ風呂は体をあたため、冷えにも良いとされて
抗菌作用・デトックス効果が高いことから、アトピー性皮膚炎やお肌にもいいそうです。
そんなよもぎを、地元で新鮮な状態で加工できるという幸せ。
自信を持って言うけれど、うちのよもぎ大福は美味しい。
例年スタッフ総出で収穫、選別をするヨモギ。今年は地元農家さんに依頼して、収穫されたヨモギ。
人件費だけで一般市販の7倍の金額。
でも、倶知安産にこだわる理由は、成長具合を見ながら収穫が出来ること、
生えた手の、新芽だけを使用できて風味が良いこと。
巷では乾燥ヨモギがあったり、手元で取れないヨモギはタイミングを逃せば成長しすぎて茎が硬く、風味がイマイチだったり。仕入れの物は水分含みすぎて、量の割に風味が少なかったり。
だから、手元で取れる物の方が価値もあり美味しいから採用してる。
よもぎの力を最大限生かす
ヨモギの色と味を最大限引き出すための工夫が二つあって、
一つは茹でる時に重曹を入れること。
もう一つはミンチにする事。
特にミンチにするのは、茎や葉の繊維を切りなめらかにする事で、味や色がしっかりでてくる。
もしも、おうちでヨモギ収穫して大福にするときはフードプロセッサで砕いてからお餅に入れることをおすすめします。あとは適度な塩は欠かせな。
色も、風味も全然違う
一年通して使うわけで、コレが出来るお店は世の中にどのくらいあるだろうか?
当たり前に販売してるけど、まじですごいこと。
しかも小豆は自然農法の倶知安産の粒あん。
フライパンでじっくり焼いてアツアツ!
ふじいの大福はアツアツで食べるのもおいしい!
フライパンやホットプレートなどで油をひかず、弱火でじっくり焼くのがコツです。
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北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ