「鉄」も「ラクトフェリン」とれちゃう、マニア向けロールケーキ。

#お菓子のふじい 代表 藤井千晶 こと おかしなちあきです。
最近だと「ギルトフリー」罪悪感のないお菓子が流行ってます、それって前提条件で
お菓子を食べる=悪い→罪悪感があるという構図な訳で、
そもそも、その意識でお菓子を食べることで心理的に消化にも影響があるのではないかと、
個人的には思っています。

このお菓子は食べてOKと思えるお菓子を作り、尚且つ食べ過ぎないものであれば良い、
お菓子は心を満たすもので、栄養として常用するには限界があるので、やはり普段の生活の食事が一番大事。どんなに栄養入れたお菓子でも食事としての置き換えはにはならないのです

それを踏まえて、より良い生活を彩るお菓子を作りたいと思ってます

マニアなお菓子を作る理由

夫の化学物質過敏症の改善から、食事は大事だなということを痛感(過去の記事はコチラから
分子栄養学を学ぶ上で食生活を意識し始めた事がきっかけです。
私は3代続いたお菓子屋で、小さな街で、普通にお菓子を作っていたけど、
いかに自分が作ってるお菓子というものが、あまり健康に良いわけでは無いということに気がついた。
特に「砂糖」「小麦」「油」への課題と向き合い、自分なりに解釈をして、
全部無添加・小麦は使わない・有機農法で!のようなものではなく、できるだけ体に良く、何かの排除に集中するのではなく、美味しく食べれることを意識し、
自分の思うようにお菓子を作った結果で出来上がってます。

砂糖に関して

砂糖に関しては低糖質のお菓子が流行っているのですが、お菓子の作り手としては、砂糖は甘さだけではなく、食感や、日持ちなどいろいろ機能があるために必要。
甘さのために人工甘味料を使ったりすると、それだけ、日持ちをさせたり食感を向上させる「何か」を入れる必要がある場合があります。

それであれば、甜菜糖・粗糖(黒糖の粉砕したみたいなつ)・蜂蜜・米水飴などを上手に使えば良いと思い、お菓子を作ってます。ミネラルがある分、血糖値の上昇が白糖よりは緩やか
(ただし、食感や味が白糖の方がバランス取れる場合は白糖を使うこともあります)

油・生クリーム関して

お菓子を作る上で欠かせない油脂。ロールケーキを作る際には液体の油を使用します。

以前は「サラダ油」、その次は体になんとなく良さそうだから「ごま油」を使っていましたが、現在は「北海道産の米油」の「シリコン不使用」のものを採用
実は油には揚げ物などで泡立ちがしないようにシリコンという添加物が入ってる事が多いのですが、入ってないものを選んでます。

なぜ油を変更したかというと、サラダ油もごま油も「オメガ6系」といわれるもので、一般的には過剰摂取になりやすい油で炎症を引き起こしやすいとされてます。米油は「オメガ9系」HDLコレステロール(善玉コレステロール)を下げずに、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすと言われています、とはいえ、油なので取りすぎは注意したい所ですがそこは少しでもより良い選択をし「米油」を採用したんです。(油に関する記事はコチラ

また、生クリームに関しては北海道産の「生クリーム」を使っています、
実は「植物性生クリーム」というのがあって、その場合は「乳又は乳製品(乳等)を主要原料とする食品」と表記され、商品のパッケージに「ホイップクリーム」と記載されてます。植物性のクリームはパーム油やヤシ油、なたね油、大豆油などが原材料に使用されいてこれが実は「オメガ6系」
そして、植物性の生クリームの最大の特徴が軽い食感で「食べ過ぎる」こと。
ちゃんとした生クリームは重たいので「たくさん食べれない」のです。
軽くて食べれるということは、食べすぎて、カロリーオーバーになる可能性があり
それなら、少量で美味しく食べて満足した方が良いと思いながらお菓子を作ってます。
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小麦に関して

お店の大半の商品は小麦を使用していますが、現在米粉に変更できるものは変更していってます。
最近だと「グルテンフリー」という言葉はかなり一般的になってきて、以前は小麦アレルギーの方が対象でしたが、普段の生活でグルテンを取らないことで、より健康に良いという流れができてきてます。
(自分もなるべくグルテンフリーだけど、厳格にはしていない)

その理由としては、グルテンは個人差がありますが、栄養吸収の要である腸への炎症作用があるとされていて、アレルギーでとまではいかなくとも、何かしらの不定愁訴の原因の可能性も示唆されています。とはいえ、小麦特有のふんわり感や、もちもち感というのはやっぱり美味しいですよねー
なので、そこは美味しさが変わってしまうものは小麦のままにしてたりしてます。
(お菓子のふじいの小麦は、一部外国小麦、大半は北海道産小麦を使用してます)

使用してる米粉は地元のお米を使ったものや、国産の玄米粉などもあります。
今回ロールケーキに採用してるのは「国産の玄米粉」ですが、全然食べてて米粉感はないです。

鉄を入れちゃった

今回このロールケーキに入れたかったのは
鉄が1つ当たり4mg以上入っている。

成人女性の鉄の1日の必要量が10.5mg、約2分の1程度が摂取できる。

使用してる鉄は太陽化学さんのクッキングサプリFeに使用されている「ピロリン酸第二鉄」
非ヘム鉄のピロリン酸第二鉄は、鉄剤などにも使用されてますが、胃の調子を崩したり、胃酸の影響で、最終的に吸収率があまり良くないとされてますが、特殊なコーティングして、胃に優しく腸に届ける、吸収率をアップさせてるというすごいやつ。

せっかくお菓子で鉄を取ろうとするなら、紅茶や緑茶などに含まれるタンニンなどで吸収をしづらくするとされてるので、ノンカフェインの飲み物がおすすめです

多分、全国初の「ラクトフェリン」入りロールケーキ

小さいお菓子屋で、お菓子に入れたのは多分全国初の「ラクトフェリン」
ラクトフェリンを、たまたま材料メーカーのカタログ内で、お菓子の材料ではない場所から発見。
すぐさま取り寄せるも、原材料として超高価&耐熱温度が60度と低いために、焼いたり、熱したりできないという、取り扱いがとても難しいもの。多分、普通に考えて一般お菓子屋さんが手を出す代物ではないのです。

鉄吸収調整作用以外にも、ピロリ菌減少・ウィルス感染性胃腸炎予防&症状緩和・口内環境改善・口臭予防・発癌予防効果・ラクトフェリン摂取でNK細胞が活性化・鉄剤だけより、ラクトフェリンを一緒に摂ったら赤血球の量が上がった文献とか、胃で分解されたラクトフェリン消化物は約400倍の抗菌作用があるのに、ビフィズス菌は抗菌せず増殖作用がアップするとか、なんだかすごい物です。

ただ、ラクトフェリンはサプリで買おうと思うと、それもまた高価だったりします

腸活にラクチュロース・すぐ栄養にMCTオイル

ラクチュロース(森永乳業) は、ラクトフェリンを見つけた際にたまたま一緒におすすめされて
面白いの思って採用しました
整腸効果(腸内のビフィズス菌を増やす)や血糖値上昇抑制  
お菓子1個当たり、ラクチュロース 0.65gを入れてます

MCTオイルも入れてますが、これは甘いものを食べたいという欲求がある場合、体に栄養が
足りないよーというサインの一つ、特に「糖」はすぐにエネルギーになるので「お菓子が食べたい」はエネルギー不足、MCTオイルを入れることで、早くエネルギーを入れて食べ過ぎを防止するようにしたいと思って入れてます。(これは個人見解)

その他のこだわり素材。。。

マグネシウムが特に多いミネラルたっぷりの塩「ぬちまーす」
タンパク質強化というより血糖値抑制のために「ホエイプロテイン」
が共通で入ってるロールケーキ。

抹茶風ロールケーキには、カフェインレスの、サプリにも使われる「クロレラ」を使用してます

マニアすぎる鉄もとれちゃうロールケーキはこちら

めっちゃマニアなロールケーキのカテゴリーページはこちら↓

ここからも直接カゴに入れる事ができるので、気になる方はお試しあれー

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