北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい 藤井千晶
小さな頃はゲームばかりやっていた おかしなちあき です
おかし作りの経験値の積み方
この間のひな祭りの時に
常連のお客様からの差し入れが美味しくて
そして、たまたま材料が揃っていたから
ふじいっぽく試作してみた
![試作で作ったクリーム大福](https://sweets-fujii.com/blog/wp-content/uploads/2016/03/12794405_1129240443754432_2213860397636070797_n.jpg)
試作で作ったクリーム大福
やばい
うまいかもしれない
そして、そのうち多分販売する
でも、まだバランスが悪いから調整が必要
おかし作りは
経験値とセンスがものをいう
![和菓子職人 たかよし](https://sweets-fujii.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/1929144_1096523757026101_8194091055233868613_n.jpg)
和菓子職人 たかよし
上記の彼は両方あるから
私がアイディアを出すと
的確にカタチにするアドバイスをしてくれる
お菓子屋さんでいう経験値とは当然回数だが
経験値を積むと上達する
カスタードだって最初は失敗しても
さすがに毎日作れば上達もする
経験値が上がれば
同じ作業でも「どうやったら早くなるか」
「どうやったらもっと美味しくできるか」
っという考え方に移り
同じ作業でも失敗すれば「こうやったら失敗した」
という経験は次回、失敗したときの対処がわかったりして
経験値が上がっていく
ただ、考えなければいけないのは
その経験値の上げ方
1度作るたびに与えられる経験値が決まっていたらどうなるだろう?
カスタードを練る 経験値 1
早く練れるよう工夫する 経験値 2
美味しく練れるように工夫する 経験値 5
この場合
毎日何も考えずカスタードを30日練っても
経験値は30
15日カスターを練り 15日早くなるよう工夫しながら練ると
経験値は 15+30=45
10日カスターを練り 10日早くなる工夫をし 10日美味しくなる工夫したら
経験値は 10+20+50=80
同じ30日でも
もらえる経験値が全然違うということ
働いた年数も大事だけれども
その年数の中で構成されてる要素はもっと重要
1ヶ月で2倍以上の差が出るということは1年経ったら
6倍以上の差が出てしまうということ
経験値の積み方はドラクエを参考に!
あなたはドラクエやファイナフファンタジーなど
ロールプレイングゲームをしたことはあるだろうか?
私は小中高っとずっとゲームやっていたので、
それで例えるなら
![スライムとキングスライムの経験値の違い](https://sweets-fujii.com/blog/wp-content/uploads/2016/03/12814080_1130952160249927_7470765763145259244_n.jpg)
スライムとキングスライムの経験値の違い
ドラクエで最初に戦うのは
スライム
スライム倒しても経験値は2しかもらえない
何回か戦えば
スライムだとレベルが上がらなくなり
新しい敵を求めて隣町へ
気がつけばその繰り返しで
経験値がスライムの138倍のキングスライムにも余裕で勝つようになる
でも、ずっとスライムと戦っていたら
レベルは上がるけど
めちゃくちゃ時間がかかる
だから、瀕死になっても常に次に挑戦していかなきゃいけない
じゃないとレベルも上がらない
上がらなければいつまでたっても同じ景色
そんなゲームつまらないよな
っておもった
自分が主人公なんだからね
![](https://sweets-fujii.com/blog/wp-content/uploads/2022/01/2a77e4a6160a4ead4758efa852ad2ec1-scaled.jpg)
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ