「お菓子のふじい」と「カナリアップ」のDoingとBeing

今年のあと少し終わり、新しい一年が始まりますね
今だから言えること、そして今だから気がついたことをまとめておきたいなと思います

新しい一年が始まりますね
今だから言えること、そして今だから気がついたことをまとめ
2019年正直本当にキツかったーーでも、あれはあれでよかったと思うんです
知らなかった世界を見れて、感じれないことを感じて、ここからが本当のスタートです

2020年の私の方向性

私はここからの1年どうしていきたいか?(Being)
*心の余裕を持って優しさをシェアする
*家族やスタッフ・仲間と絆を深める
*お菓子を通してお店の価値を上げたい

そのためにはどうするのか(Doing )
*ひとりになる時間を大切にする
*言いたいことはいう。衝突することもあっても、認め合い分かち合いする
*周りの人を信頼して仕事を任せていく
*SNSやブログ発信・講演活動などでアウトプット

去年苦手だと気がついたことは
*仕事や、人を管理すること
無理して一生懸命これをやろうとした。でも、無理がかかって破綻。
ルールの設定は必要だけど「管理」をするというのは自分で他者をコントロール
したいということで、それがうまくいかないと、実はお互いが疲弊することに気がついた。

「私はこんなに「頑張」ってるのに、あの人は頑張ってない「ずるい」」という感情は「羨ましい」とか「嫉妬」してる状況。
「頑張る」尺度は人によって全然違ってて、それは個人レベル。
例えば私の頑張るは「一日14時間以上毎日働く」でも、人によっては「週休2日 1日5時間」が頑張ってるであり、限界値だとしたら、私の頑張るは他人に押し付けれない。
お互いが「その人は、その人なりに頑張ってるんだー」と思えたらよくて、その許容のお話。

*ルーティーンが壊滅的
基本的に新しい発想はできるけど、スケジュール感を抑えてイベントをすることが苦手。
毎日同じこととかが本当にできない。忘れる。
この辺り得意な人に任せちゃおうと思う

自分が楽しいと思えること
一人でどこかにいくこと
新しい価値観を学ぶこと
講演やプレゼンすること

ざっと書き出したけど、以上のことから
私自身はお菓子屋さんの枠からははみ出して、どんどん外に出る
スタッフの自主性を尊重して、働き方に対してお互いが、自分のやりたいようにできる風土を作ることを大事にする。

自分の思惑とは裏腹に、お店の売り上げ減少とカナリアップの関係性

2018年カナリアップがスタートして初めてカナリアップとして、タカヨシさんがテレビに出た。
そして、それは初めて密着取材というカタチ。今まで「お菓子のふじい」として幾度となくテレビに取り上げていただいて、その度に商品が売れ、一時期的ではなく底上げされるような形で、
毎年じわじわと売り上げをあげて行った。

その感じで、カナリアップとしてテレビに出たら、商品としての紹介でなくても、お店としての知名度や、働けない方の雇い入れや、化学物質過敏症という問題定義、社会貢献的な要素もあるので、テレビに出ることで、お店の売り上げに貢献できると思っていた。

実際に初めてテレビに出た後に起きたことは、その月の来客数の10%減
よくよく話を聞いたり、状況を整理していくと、「自分は柔軟剤を使ってるので、お店にご迷惑では」
という声が聞かれた。しかも常連さんの方がその傾向が出てしまった
「応援してます」「頑張ってるね」という声はたくさん聞かれたけど、
それが売り上げにつながらない現実。

テレビ以外にも新聞や雑誌などで、ご紹介していただいても、状況は変わらず苦しい時期が続いていた。会社にもしたし、工場も建てるし、借金も増えるし、スタッフも増える。
今までにないプレッシャーで追い込まれ、自分自身のメンタルや、体調も悪化。
特に工場が立ち上がった8月がすぎたあたりから、燃え尽きのように動けない日々が続いた。
余計に仕事が回らず、スタッフや取引先、カナリアップのこと、クラファンの遅延などなど、全然思考できず迷惑をかけていた。

複合的なキッカケで自分の立ち位置を確認

10月・11月くらいが一番調子が悪くて、多分あれは精神科行ったら鬱と言われてたんじゃないかと思う状況。そんな時に、仕事上の大きなトラブルが発生。普段あまり怒ったりしないけど、珍しく憤りを感じて、その時に「こんな事のために仕事をしてるんじゃない」と感じ、バタバタと行動してた。

それと同時期に、栄養カウンセラーのまごめじゅんさんに血液状態見てもらい
「これでよく社長行やってるよ、精神的なのは栄養不足であり、性格ではないので」
とのことを言われてから、は!っと気がつき、せっせと自分の体のことに目を向け始めた。

自分自身のことを掘り下げるのに友人にカウンセリングをしてもらい
その師匠であるあやさんにもカウンセリングしてもらい
自分はどうしたいのかをあたらめて見つめていた。

Doingを追っかけた結果Beingが失われた。

そして、年末2019.11月に書いたブログ↓や過去のブログを自分で読みながら

https://sweets-fujii.com/blog/2019/11/post-6458/
俯瞰して思ったことは、必死だけど、応援したいけど、ワクワクしないよね
ワクワクしたいって言ってながら、顔疲れてるし。
負のオーラ出てるし。

客観的に見て、楽しそうに見えなければ人は集まらないし、自分て楽しみたいと言いながらもどこか「大変だ劇場の」悲劇のヒロイン的感じがするし、そりゃー報道する方も、周りから見ても

「大変そうで頑張ってる」しかでてこない。

Doingには、「行い」や「行動」という意味があり
Beingには、「あり方」や「存在」という意味がある

必死に行動をしていたけど、何のために行動してるのかが見失われた状況で
自分がどうなりたいかが、全く分からなくなってしまってた。

Doingはとても必要だけど、根底のBeingを大切にしないと
「なんのために仕事してるんだ!!」と心が崩れた
体の栄養と一緒である程度までは頑張れるけど、ある一定のラインを超えて枯渇して動けなくなる。
と言うことを学んだ。

私が作るお菓子のふじいとカナリアップの世界

思いのまま書いてるのでちょっとごちゃごちゃしてますが、
お菓子のふじいは今のままでも十分素晴らしい。
でも店頭のスタッフ不足で結構バタバタしてるけど、多分人は集まると思うんです
お店としても、地域性考えても伸びしろはあると確信してるし、
カナリアップは香害による化学物質過敏症の啓発ブランド、
私自身それは物凄い素晴らしい個性だと気がついた。

最初の話に戻るけど、去年カナリアップとしての活動が出た時に、お店の売上減した事実があって
それは、伝え方がよくなかった。

A 当店では、化学物質過敏症と言う病気になってるスタッフがいるので、合成洗剤を使用していません。柔軟剤など含め香料のご使用をされてる人、ご自分の健康も脅かしています、この機会にこの病気を理解してください。

B 当店では、商品をより美味しくいただいていただくために、香料などの匂いに配慮し、合成洗剤などは使用していません。また、環境にも優しいお店作りを目指しております。

A.Bの上記二つどちらのお店に行きたいか、どちらのお店のファンになる可能性があるか。
そして、どちらが世間のシェアを取れるかという話。

今まで、Aだったから、Bに転換しようと思って行動したら、売り上げが戻ってきたんです
売り上げが戻るということは、お店に共感してくれてる方が増えたということ。

事実を正確に伝えることは必要だし、他の方々から「化学物質過敏症をもっとちゃんと伝えて」
「認識の仕方が甘い」「商業ベースにするなんて」などいう方もいるのですが
誰も売り上げやお店に対して、責任をとってくれるわけではなく、あくまでお店として事業として同成立させるかになる。だから、カナリアップを通して化学物質過敏症や香害を知り、もっと詳しく知りたい方々は自分で調べてくれたらいいと思うんです

私にとってのカナリアップのありたい姿(Bing)は「あなたと一緒にいたい」

あなたと一緒にいたい って言いたいだけ

そのための(Doing )
カナリアップという、可愛いロゴの啓発ブランドであり。
カナリアップという、工場と寮を作った。
一緒にいたいから、体質改善などの配慮に取り組んだりしてる。
一緒にいたいから、仕事上の配慮をしている

B、当店では、商品をより美味しくいただいていただくために、香料などの匂いに配慮し、合成洗剤などは使用していません。また、環境にも優しいお店作りを目指しております。

の文言は飲食店や食品を扱う方々に多く広める役割が私にはあると言うことに気がついたんです
だって、洗剤一つでお店の価値を上げる可能性があるから。

どんなお店だって、自分で作った商品を美味しく提供したいし、小さなお店ならオーナーが自分の夢を商品にのせてるわけで、それが一般的な洗剤のニオイが商品に付着したり、空間内の匂いの配慮次第で、商品や食品の価値を下げかねない事実をお伝えしたい。

身近にある洗剤などに配慮することは、結果として環境問題にも取り組むことにつながり、健康にも配慮できると思ったら、とても素敵だし、化学物質過敏症とは無縁の方でも取り組む価値は十分ある
そ言うお店や事業者を増やすことが、結果としてカナリアップのBing「あなたと一緒にいたい」と思えるお店や人を増やすこと。それは優しさを増やすこと。
自分の家族や、スタッフのためでもあるし、提供する商品が優しいものにしたい。
(お菓子のふじいの商品に関しては無添加商品では、ないのでご注意を)

お菓子のふじいのワクワクと
カナリアップの優しさを
お店として、事業として、そして、個人としても、チームとしても
融合させる1年にする。

協力してくれる人たちとチームを作り
そして、一般スタッフもカナリアスタッフもお待ちしてます!

この形をお客様と言うよりは、一緒に楽しむ仲間を増やして、お店にきたりweb上で一緒に楽しみたいと思いいます。

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