歯が痛くて、今虫歯を治療しています[:病院:]
本当に歯が痛いと、いろんなことへの集中力が途切れて
もう大変。
何もしたくなくなって、寝てしまったくらい[:冷や汗:]
歯が痛くなったついでに思い出した
お菓子のふじい伝説(笑)
当店の創業は1950年
創業者は私の祖父である藤井堅一
もう祖父は私の小学校6年生のときに、ココから旅立ってしまったけれども
おじいちゃん子だった私は
本当にたくさんのことを教わり、旅立ってしまった今でも
いろんなことを教え続けてくれる、最も尊敬する存在です
そんな祖父の創業前のお話
彼は京極のお豆腐屋さんの息子(長男ではない)として生まれ
丁稚奉公で今の当店の二軒となりにあったお菓子屋さん(今はもうない)
で働いていました。
当時はお砂糖も希少で甘い物も、もちろん希少
そんな中お菓子屋さんで働き始めた彼は
たちまち甘いお菓子の虜になり
たくさんのお菓子を食べました[:ケーキ:]
でも・・・
気がついたら虫歯だらけ・・・・[:撃沈:]
歯医者に行ったら
全部抜いて総入れ歯![:びっくり:]
(全部治療するのがめんどくさかったのか、お金がなかったのか
その辺は定かじゃないですが。。。。)
しかもそのときの年齢
16歳
16歳で総入れ歯って。。。。
ジーちゃんどんだけお菓子好きだったんだろう[:冷や汗:]
総入れ歯で1つだけよかったことが
時は戦前・戦中。健全な男子は戦地に向かいましたが、
持病持ちなどは行かなかったそうです。
そう、総入れ歯も戦争に行けなかったんです。
だからお菓子を作り続けれた。
そして修業先の娘の祖母と結婚
修業先の二件隣に今の「お菓子のふじい」を独立開店しました
ここでお店をやれるのも創業した祖父のおかげ
バトンをつなぎ、守り抜いた父のおかげで
今があります。
守護霊が見える人には「いつでもおじいちゃんが見守ってるよ」
っといわれます。
改めてジーちゃんありがとう。
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ