北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい 藤井千晶
小さな頃はゲームばかりやっていた おかしなちあき です
おかし作りの経験値の積み方
この間のひな祭りの時に
常連のお客様からの差し入れが美味しくて
そして、たまたま材料が揃っていたから
ふじいっぽく試作してみた
やばい
うまいかもしれない
そして、そのうち多分販売する
でも、まだバランスが悪いから調整が必要
おかし作りは
経験値とセンスがものをいう
上記の彼は両方あるから
私がアイディアを出すと
的確にカタチにするアドバイスをしてくれる
お菓子屋さんでいう経験値とは当然回数だが
経験値を積むと上達する
カスタードだって最初は失敗しても
さすがに毎日作れば上達もする
経験値が上がれば
同じ作業でも「どうやったら早くなるか」
「どうやったらもっと美味しくできるか」
っという考え方に移り
同じ作業でも失敗すれば「こうやったら失敗した」
という経験は次回、失敗したときの対処がわかったりして
経験値が上がっていく
ただ、考えなければいけないのは
その経験値の上げ方
1度作るたびに与えられる経験値が決まっていたらどうなるだろう?
カスタードを練る 経験値 1
早く練れるよう工夫する 経験値 2
美味しく練れるように工夫する 経験値 5
この場合
毎日何も考えずカスタードを30日練っても
経験値は30
15日カスターを練り 15日早くなるよう工夫しながら練ると
経験値は 15+30=45
10日カスターを練り 10日早くなる工夫をし 10日美味しくなる工夫したら
経験値は 10+20+50=80
同じ30日でも
もらえる経験値が全然違うということ
働いた年数も大事だけれども
その年数の中で構成されてる要素はもっと重要
1ヶ月で2倍以上の差が出るということは1年経ったら
6倍以上の差が出てしまうということ
経験値の積み方はドラクエを参考に!
あなたはドラクエやファイナフファンタジーなど
ロールプレイングゲームをしたことはあるだろうか?
私は小中高っとずっとゲームやっていたので、
それで例えるなら
ドラクエで最初に戦うのは
スライム
スライム倒しても経験値は2しかもらえない
何回か戦えば
スライムだとレベルが上がらなくなり
新しい敵を求めて隣町へ
気がつけばその繰り返しで
経験値がスライムの138倍のキングスライムにも余裕で勝つようになる
でも、ずっとスライムと戦っていたら
レベルは上がるけど
めちゃくちゃ時間がかかる
だから、瀕死になっても常に次に挑戦していかなきゃいけない
じゃないとレベルも上がらない
上がらなければいつまでたっても同じ景色
そんなゲームつまらないよな
っておもった
自分が主人公なんだからね
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ