「化学物質過敏求人」新聞記事のその後

自分が大変だとおもっても、他人と比較したら大したことないんだと気がついた時にいろんなことに感謝ができるようになった おかしなちあき こと

北海道倶知安<くっちゃん> お菓子のふじい代表  藤井千晶です

北海道新聞掲載のその後

2018年4月1日発行北海道新聞全道版

北海道は4月でも雪がちらつく先日4月1日北海道新聞の全道版の見開きのところに、
化学物質過敏症の求人についての記事が掲載された
全道版と言うことでかなりの人から反響があった
TwitterやFacebookで出したところ、いいねリツイートがたくさんつき広がり
電話は毎日、数件なりメールも一日2ー3件 またsnsコメントも想像以上に多く驚いた

その中の大体3つに大別できることができた

1番多いのは 自分もなっていて、働くこともままならない状態ですが、
こういった会社さんが出たことに感動しました

2 もしかしたら、自分もそうかもしれなくて(周囲含めて)情報ありがとう
 又は、どうしたらいいか教えてください

3 過敏症の人は食品添加物に反応する方も多く
 無添加のお菓子の販売をしているかの問い合わせ

たった1ヶ月、数日間で変わる価値観

そもそも、この求人に関わる記事が新聞に出たのは
化学物質過敏症の人たちが働くのが難しく、そこに特化した求人が全国初ということと
当店での人手不足と、化学部室過敏症のひととがマッチングして
お互いにとって良い関係になることを望んでいた

実際記事が出てみたら、求人だけじゃなくて
化学物質過敏症の人たちが、無添加のお菓子を食べたいっと
言ってくれたことは、社会貢献的な要素も含んでいるとともにお菓子屋である、
仕事に対しても直結できることがわかった。

さらに、情報がネットであふれていて結局のところ何を信じていいのかもわからない
たくさん情報があるにせよそれらを統合するサイトが意外と少ないことで
さらに困惑するということ。
なので、メディアに出たことでの信用が増すために、たくさんの反響があったと考えられる

多くの発症された人の意見を直接聞くことで、
価値観が、今までの考え方がいい意味でガラガラと音を立てて崩れていき
毎日のように新しい発想と、それをリアルに頭の中で検証する日々が四月になって続いていて

また、一人では知識も、力もないから
今まで知り合った、信用のあるその道のプロの知り合い達に意見やアドバイスを聞きいては、さらにアイディアをまとめている

じゃあ、何ができるのか

言ってしまえば私はただのお菓子屋で
たまたま、夫であるタカヨシが病気を発症した
それに必死に対応をしている状態

正直に言って、なってる本人が一番辛いけど
昨年夏から対応する側の私のメンタルもギリギリの状態だった

だけどね
今回のこの新聞記事が出たタイミングでたまたま
直接ブランディングの師匠や、経営の師匠にお会いする機会があって

彼らは言いました
<この出来事は、あなたじゃないと乗り越えられないから、与えられた試練>
なにも、そんな大変な思いしなくてもって思う人もたくさんいると思うけど

自分の中で<大変な出来事>から
<ゼロから何かを生み出すチャンス>だと切り替わって楽しくなってきた!

夫であるタカヨシを働ける環境を作るのが前提
彼の困りごとに対して真剣に取り組むことは
他の誰かを救うことにつながるそれを情報としてだして、繋いでいく。

 

 

 

コメント

  1. vatinysuta より:

    はじめまして、私も化学物質過敏症を持っております。
    昨年の12月、こちらのブログの存在を知りたかよしさんの境遇を見て、他人事には思えないものを感じてずっとブログや求人をおってました。

    この度の記事と取り組みに、物凄く励まされました!
    数少ない、恐らく前例のない化学物質過敏症向けの求人のさきがけとして、是非ともこの取り組みのご成功を願ってます!

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