香害への理解を広める「カナリアップ」のサイトがオープン!

北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい & カナリアップ 代表 藤井千晶です

2018.4.1に北海道新聞に「多分全国初、化学物質過敏症求人」っとして掲載されて
たったの3ヶ月

2018年4月1日発行北海道新聞全道版

2018.6.25夜 オープンした「カナリアップ」のwebサイト

カナリアップの出来るまではこちら↓

今、現実的に頭の中の妄想とかじゃなくて
カタチとして出来上がって進化してく「カナリアップ」
出来あがるまでの3ヶ月
だからね、中身が伴わないこともたくさんあるし
問題点もたくさんある
だけど、カタチにしたら、あとは修正を重ねていけば良いと思ってる

お菓子のふじいで、タカヨシが化学物質過敏症になって
(正式に医師から診断を受けたのは2017,9
カナリアップ始めるにあたって、診断書を出してもらったのは2018.6)


抱えてるスタッフにも、ニオイに関するお願いが限界を迎えていた時に
このままだと、求人もできないっと追いつめられた

その時に考えたのは
1、今いるスタッフのみで、新規のスタッフをとらず、縮小の道
2、タカヨシを「いなかったことにして」”普通に求人”をして 現状維持かお店を伸ばすか

そのどちらも選べなかった。
ああ、このままだとスタッフも家族も幸せにできないって本気で思った

そして閃いた第3の道
3、化学物質過敏症の人を雇い入れすると言う選択肢
当初「探せば必ずいるはず!」っと考えていたけど
応募してくる人は重度のかたが多くそれほど甘くはなかった。

でもね、その道を選んだおかげで
2018.4.1の新聞に掲載されて
多くの香害で悩む化学物質過敏症の人と出会ったし
たくさん連絡をいただいた

時に30分以上お電話で話したり
長文のメールを返したり
それらの患者さんの話を聞いてるうちに
実は、かなり心が疲弊してた
「誰も救えない」っという感覚、何もできないもどかしさ
でも、私はお菓子屋であって、カウンセラーや医師ではないのだ

その時に気がついたのは
ビジネスの鉄則は「人の困りごとを解決するサービス」
それは「お客様の声から生まれる」っと言うこと

だとすれば
患者さんの声=お客様の声
それを解決できれば、ビジネスとして成立できるのではないのか?
っと考えたのだ。

そこで切り替えたことで、心が疲弊するサイクルから
これをどうやったら仕事にできるのかを考えた結果
カナリアップが誕生した

この事業は、患者さんだと自分の体調が考慮されるので難しく
また、患者さんと無縁の人が利益重視でやれば、理解のレベルのお話で失敗する
中立の立場でなければできない。
そして事業主側家族が患者になると言うレアケース

カナリアップはこの先
たくさんの応援してくる人たちと
いろんな意見、ご指摘を受けると思う
香害を起点にそれを仕事に結びつける前例がないし
見えない多くの期待があるのも理解できてる

でも、期待しすぎないで欲しいのだ

現実的には全ての人を救ったり、
全ての人がOKとするものはできないし、
カナリアップは情報提供のツールであり
そこに掲載されてるものを、最終的に選ぶのは観ているあなた自身。

ベストを目指せば何もできなくなるし
ベターを目指す

それを楽しみながら、企業を巻き込みながら、やっていく
なので、反対活動などはする予定はない
ただ、働く場所、使えるもの、いける場所を増やしたい。

製作中のタペストリー

「私はあなたと一緒にいたい」っとおもってる人たちにとって
少しでもお役に立ててればうれしいなと思って
意見はありがたくいただきつつ、参考にしながら
サイト構築や今後に生かす

しかしながら
批判的な部分なども出てくることは、十分予想されるので
そこは、囚われすぎて悩んでる時間があるなら、
新しいものを生み出したいし
前に進みたいから、調整をして

田舎の小さなお菓子屋さんから全国初の試み(たぶん)
楽しみながら挑戦します!

どうぞよろしくお願いいたします

藤井千晶 2018.6.26

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