「世の中は自分が思うより優しい」普通を疑い、働きづらさ・生きづらさのある方たちの雇用と向き合う。

面白そーって思って初めてカプセルホテルに泊まってみた
北海道倶知安(くっちゃん) 株式会社ふじ井の代表藤井千晶です

狭かった!!!

弾丸東京出張の続き、前回はこちらから↓

タバコによる化学物質過敏症だけど、夫婦で自営業してる 京橋屋カレー に行ってきた
北海道倶知安(くっちゃん)株式会社ふじ井の藤井千晶です 東京弾丸出張、タバコの化学物質過敏症のご主人と、奥様二人で営業する京橋屋カレーにいってみた。こんなお店↓ 東京、京橋大根河岸跡地で2006年に開店。オリジナルスパイ...

今回の東京出張のメインは、以前に成澤さんの本を読み感銘を受けて、それを村尾隆介さんに伝えたところ、カナリアップのパーティーで成澤さん引き合わせてくれたご縁

香害による化学物質過敏症求人の続編と、たくさんの出会い
4月1日の新聞から、怒涛の展開を見せる化学物質過敏症求人。 もはやドラマかよ?っと思うことが起きながらも、どこか客観的な おかしなちあき  こと 北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい 代表 藤井千晶 です 会いに来てくれた人た...
カナリアップのチャリティーパーティで、ご縁がつながる。
一瞬のどんなタイミングも、どんな出会いも、数ヶ月後、数年後かもしれないけれど、必要なタイミングで、ちゃんと目の前に提示されるのは神様の采配だなと最近思う。 北海道倶知安(くっちゃん)株式会社ふじ井の藤井千晶です。 会うべくタイミングで、...

お会いした後に、すぐ、今回の成澤さん主催のパーティーがあるということでお誘いを受け
直感で行くべきだと思って、行ってきた。

ちなみに成澤さんはこんな人!

■初めての著書「大丈夫、働けます。」(ポプラ社)

大丈夫、働けます。
就労困難者支援のエキスパートで、経営コンサルタントでもある著者が伝える、人と会社が幸せになる仕事の創り方。

■第8回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」にて実行委員会特別賞を受賞
https://goo.gl/FSY9GW

■TEDxSapporoでスピーチ
https://youtu.be/SJF6SKczBq8

■第31回人間力大賞にて経済産業大臣奨励賞・全国知事会会長奨励賞を受賞

二子玉川にある100本スプーンという可愛いお店

90名ぐらいの参加者!

 

普通ってそもそも何なのか?

夫であるタカヨシが化学物質過敏症になってから、「普通」という言葉がなんなのかがよくわからなくなっていた。ニオイで外出も制限されて、子供のイベントも行くことができず、ちょっとしたニオイで直ぐに体調不良でダウン。まー「普通」ではない。

カナリアップをやり始めて、化学物質過敏症の人たちと話せば、精神疾患などで障害者手帳を持ってる人、発達障害っぽい人、音過敏や光過敏の人などなど、実に多くの疾患を併発してるケースが多くて、雇用するにあたっても「障害者」と言われる人「障害者グレーゾーン」「発達障害グレー」の人がいるために、そう言ったことも勉強する機会に恵まれた。(もちろん、全ての化学物質過敏症の方がそういうわけではない)

働き方改革・障害者雇用・多様性・SDGsとか国レベルの事はたくさんあるけれども、
一般的にみたら、「グレーゾーン」の法人の障害者雇用枠には入らない、扱いづらい人たちや、ニート引きこもりたちは、社会から見事に弾かれている現実がある

化学物質過敏症もその中に該当するということを、痛感しているし
だからこそ、障害者雇用という枠組みじゃなくて、化学物質過敏症の雇入れをして行こうと決めている、ただ結果として、その中に障害者や「グレーゾーン」の人が入ってるだけの話。

Why?をHowにした人たち

今回のパーティーには、びっくりするような会社の社長や著名人の方々などが参加されていて、震えた。共通は「働きづらさ・生きづらさのある方たちの雇用」をしている事業主や、関わり合いを持っている人たちが揃っていたのだ。

カナリアップを立ち上げる時に、「なぜ自分はこんなに大変な思いを」「なぜ自分だけ」「なぜ誰も助けてくれない」「なぜ?」「why?」の連続から「じゃ、どうしたらこの状況を変えられるのか」「どうしたら知ってもらえるのか」「どうしたら一緒に仕事できるのか?」という「How」に頭を切り替えたところからスタートし、ある意味でかなりの孤独が伴っていた。

だけど、今回参加してみたら多くの人が「How」をもとに行動されている方々!
例えば
自分が鬱にになったのをきっかけに、そいういう方の仕事を斡旋する!
自分の親が引きこもりになっちゃって、自宅で孤独になるのを知ってるから、自宅でもできる仕事を
子供が障害を持って生まれたので、子供の障害のための団体を
大切な人が自殺してしまって、自殺をしない社会を作りたい
働き方の根本を見直して、誰もが働きやすい会社を
伝統技術の継承者がいないなら、障害者にやってもらう道を作る
などなど。

カナリアップはスタートしただけで、まだまだカタチにしてる最中
半年前には想像もしなかった、雇用の形や、問題の山積、でも、それを成澤さんは「面白いね!」「毎月1回電話で進捗教えてよ!新しい事例を成功させようよ」言ってくれた。
右も左も分からないような挑戦の中、心強かったし、たくさんの人を紹介していただいた!

化学物質過敏症の人に在宅で働いてもらってる経営者
化学物質過敏症の人に障害者年金を取得する手続きをした社労士さん
化学物質過敏症の人に自然栽培の農業をやってもらっている人

あれ?実は特殊だと思った化学物質過敏症も目の前を見回したら「普通」じゃなくて
理解してくれる人もいなかったのに、経営者や実務レベルで「普通に理解」してくれる人がいて
「工場たったら、見学させてーー」
「もし、化学物質過敏症の人で、パソコン大丈夫なら仕事を斡旋したいから連携したい」
「障害者年金の取得の事例があるからいつでも相談して!」
声かけてもらった。泣くよね、まじで。

しかも同情とか反対運動とかじゃんなくて「How!」どうしたらお互いベストな道ができるのか
お互いができる道を提示し合うってすごすぎるし、この中に入れてもらった責任すら感じる。

こんなにも全国に素敵な経営者の人がいて、志の高い人たちがいるのだと、目の前の景色が一気に変わった。

心が震えるような話

熱い思いを語る成澤さん

成澤さんが最後にスピーチの時に(まじ録画しておけばよかった)

「こんなにも素晴らしい会社がたくさんあって、
こんなにも素晴らしい経営者がたくさんいる
引きこもり、ニート、障害者、働きづらさを感じる人
みんなに声を高らかに言いたい
仕事たくさんあるよ!
理解してくれる職場あるよ!」
みたいなことを言ってた(正確に思えてないのが残念)

心が震えた。

ここに来るまで、世の中は多数決で理解してもらうことも困難だし、自分が頑張っても限界があるかもと、思っていたけど、「世の中は自分が思うより優しい」という言葉が突然降ってきた。

私はこの場にいて、この先何をすべきか真摯に考える必要があって
成澤さん自身は視覚障害者で彼にできるなら、自分が何ができるのか、自分じゃなきゃできないことをしっかりカタチにすると心に誓った。

目の前の小さな世界かもしれないけど、そこから大きな世界が変わったら
ほんと面白い!

カナリアップ - Canaria-Up
化学物質過敏症は、ほんのわずかな化学物質の影響で身体に異変がおきる新しい病気です。カナリアップはそのような症状に悩む人(=カナリア)のサポートを目的に、この病の知名度をあげてゆくため立ち上がりました。

北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ

コメント

  1. 岡崎 巳奈 より:

    千晶さん、こんにちは。いつも素敵な話題を、ありがとうございます。
    お、私と同じタバコの化学物質過敏症でカレー屋さん?行きたい! なになに?私でも働けるかもしれない!…なんて、少し前には思ってもみなかった世界を、千晶さんが見せてくれています。
    とは言え今日も買い物で一瞬のタバコ臭でダウン。何をどうしても夜寝るまで治らないのでへこみます。
    でもね、孤独にもがいてた時と今は違うの。たくさん仲間がいてみんな症状と戦ってるし、いつか働けるかもって思えるのは、体調が悪くても気持ちの落ち込み具合が大きく違うのです。
    あとお菓子屋さんのお仕事のお話も好き。家庭にも応用できるー、なんて見てます(笑)。
    昨夜私、夢の中で知らない人達と「過敏症あるある話」で盛り上がってました。これはきっと正夢になりますね!
    (お忙しいでしょうから返信無用です。)

    • 岡崎さん
      ありがとうございます!ちょー嬉しいです!!
      普通を疑いとりあえず行動して、わからないなら体感して口先だけじゃなくて常に実践者でありたくて
      そこに価値を見出してくれる岡崎さんのような人がいてくれて
      それで、誰かの希望になるなら動く価値があると思うので
      もっと発信していければと思います!みんなの自立の道の選択肢を広げたい!