住む場所・働く場所が整え、体と心を整える。

住居についてや栄養についてなど、雑学がどんどん増えてる
北海道倶知安(くっちゃん)株式会社ふじ井・お菓子のふじい・カナリアップ代表藤井千晶です。

カナリアップ工場を建ててやりたかったこと

カナリアップのブランド立ち上げて、工場と寮を建てて、働く場所を作り、そこからやりたかったことは、同条件で夫や自分で試してみて良かったことを、その道のプロの見解を聞き、エビデンスなり、客観的な見解を聞き、化学物質過敏症の改善に活かすこと。

体調を改善するということは、現場弊社で働いてるカナリアスタッフの基本的な労働時間が延びるこを意味している。現在カナリアスタッフは4名いるが週20時間以下〜30時間で、40時間働くことは難しい。

タカヨシさんをずっとみていて、物理的にニオイが入ると体調が悪くなるのはわかってるので、
基本的には無理をさせない。というより、無理をしたところで集中力が低下した状態で仕事をすることは、製造だったら機械を扱うので危険だし、お菓子を作る配合が間違えれば、製品に影響が出てしまう。そもそも、カナリアスタッフは弊社に来る前、就労してない期間が長いため、そもそも体力ベースも落ちてるので、体調に合わせての仕事にしてもらってる。

(定員4名のところ現在4名いるが、ゲストルームが空いてるのでもう一名募集してます↓)

環境は整ったから、体を整える。

カナリアップの工場&寮は、施工してくれた「丸太ん坊」古澤さん、古澤さんが加盟してる長野県に本社があるウッドビルドさんや塗り壁のエバーウォールさんの協力のもと、空気の流れを作り化学物質が建物に滞在しないようにしてる、かなりハイスペックな建物。環境は十分整ったが、基本的に住宅はシェアハウスのような作りになっていて、食生活は各自に任せている。

タカヨシさんは化学物質過敏症を改善するために過去、いろんなことを試したが、目に見えた効果が現れなかったが、唯一しっかりした効果を感じたのは「分子栄養学」に基づく栄養指導だった。
当然、人によって向き不向きはあるけれど、一番魅力を感じたのは血液検査という体感だけでなく、数値で状況を把握できるということ。一般の血液検査より細かい部分を出して、総合してなんの栄養がたりてないか、食事の仕方など含めて指導してもらうというもの。

倶知安からだと、それをできる病院は札幌に行かないと行けなかった。しかし、血液検査さえクリアできれば、東京からネットで栄養カウンセリングをしてくれる方を知人経由で見つけ、タカヨシさんをお願いしたのがきっかけ。

カナリアップスタッフも数値での体調の傾向などを掴むため、地元の病院に依頼して、出してもらいたい血液の項目をピックアップして、カナリアップ寮で問診と採血をしてもらい、それをもとに東京と繋いで栄養カウンセリングを行った→その模様はこちら

東京と倶知安を繋いで
Z OOMで栄養カウンセリング

ああ、化学物質過敏症も
原因不明ではないなと実感できたからです。
〜中略〜
メンタル面でのバックアップ無しに
症状を改善させるのは難しいことを
ご理解いただいたうえで、
ご自身の身体と向き合ってもらう
必要があります。
じゅんさんのブログ内より

この文章を読んだときに、ちゃんと回復できる道があると確信がもてた。

住居や仕事などを同一条件で、体調が今後改善した時「体の調子がよくなった」だけで
済ませては、世で言う「エビデンス」の裏付けとしては難しい。夫も含めて血液検査という数値を追跡して行くことは、これから先必ず役に立つと考えてる。

心を整える。

もう一つ、改善のため欠かせないと思っていたのはメンタル面
上記のように栄養の側面からみてもメンタル面のバックアップも必要だと感じてた。

しかも、本人だけじゃなく接する周りの人間も含めて。

これも自分の体験からそう感じていた。タカヨシさんが体調の悪化が顕著に出てた時、匂いだけじゃなくてメンタルが落ちてる時だった、そうするともう悪循環。ニオイがダメ、仕事うまく行かない、ちょっとしたこでイラつく、当たり散らす。。。。など。

しかも、それを見てる私も病んでくる。途中あまりに病みすぎて、病院に行くのではなく知人を経由して自分自身がカウンセリングというものを体験した。
それをきっかけに「ココロ」に対してもフォーカスするようになり、幾度となくカウンセリングを受けてみた。当然一度ですっきりすることもあれば、そうじゃない時もあるし、後からじわじわじ気付きがあることもある。


そもそも、責任が重かったり、内容がヘビーだと周囲や友人に話しづらいが、費用を払い守秘義務のある方にしっかりとお話を聞いてもらうことは、完全に追い詰めれれて病院に行く前にやった方がいいなと感じたからだ。(地味にカウンセリングって風邪ひいたら病院行こうレベルで、もっと一般的で良いんじゃないかなと個人的には思ってる。世の中、悩んでない人なんていないし、ココロのキズある人だらけ。)

当然のことながら、夫もメンタルが落ちてたように、化学物質過敏症という病気になると社会から離れたり、家族にも理解されなかったりして、どんどん精神的にも追い詰められていくので、標準でおそらく精神状態よろしくない可能性があると思っていた。

そこで、カナリアスタッフ含め弊社スタッフ全員カウンセリングを受けさせてようと思い
弊社の焼き立てシューもお店で取り扱ってくれてる東京・錦糸町の炉端焼き海賊の社長であり
尊敬すべき経営者&親友の春山さんに相談した。
彼は社長でありながらカウンセラーの勉強中で
それを生かしたコンサルタントをしているのだ→ブログはこちら

事前にネットを使いWEBでカナリアスタッフを全員カウンセリング

そして、倶知安に来てもらいカナリアスタッフ&一般スタッフカウンセリング

カナリアップ事務所にてカウンセリング前に春山さんと

モヤモヤしたままのスタッフ・すっきりしたスタッフ・反応は様々だが
ネットがあれば、カウンセリングも定期的にやることができる。
もちろん話してる内容は教えてもらわないし聞かないが、全体の考え方の構造はやはり同じような傾向にあるので、時間の経過でどういう変化があるのか、プロの見解を聞けるのは面白い。

専門家じゃないからこそできること。

私はお菓子屋さんで、病気の専門家ではありません。
夫のタカヨシさんの状況を見ながら、素人なりの見解と、お友達の力を借りて
元々化学物質過敏症を知らないような、別の専門性を持つ人たちから
客観的にこの病気を見てもらった時、いろんな見解がを聞いて、それを噛み砕いで
夫やカナリアップで試していくことは、おそらく新しい道だなと信じてる。

口で、あれがいいこれがいい、は誰でも言えて、
きっと、これを読んで、いろんなアドバイスや、否定があると思うけど、
私自身が納得しないとやりたくないし、当然夫やスタッフの体が大切なので、
できることを一つづつ、確実に試していきたいので、温かく見守って下さいね

お菓子のふじいでは一般スタッフ募集中↓こちらもよろしくお願いします。

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