「うぐいす餅」が春を告げる、和菓子の季節の大事さ。

まるで春のような路面状況に驚く倶知安です。

うぐいす餅の季節

最近、餅とうぐいすの販売がスタート
和菓子の季節感というのは、北海道から見ると基本的に東京あたりに合わせる。

なのでこの時期に雪深い北海道で「春」といわれても、ピンとこないし、和菓子職人のタカヨシさんは、今店頭では作ってはいないが、上生菓子がとても得意で、お茶の教室に足を運びオーダーで茶菓子を作っていたので、「季節感」というものを大切にする。

たかよしさんが作った上生菓子(2008年ぐらいの写真)

鶯(ウグイス)は「春告鳥(はるつげどり)」と呼ばれ、初めて鳴く「初音(はつね)」は昔から日本人に春が来たことを教える役目を担ってきたと言えます。

鶯(ウグイス)は北海道から九州まで広く分布し、鳴く時期は沖縄や九州では例年2月頃から鳴き声が聞かれ、西日本から東日本では3月、北日本では4月~5月に聞かれます。
秋から冬は、チャッチャッと鳴きますが、春になるとホーホケキョと鳴くようになり、巣作りを始めます。鶯(ウグイス)が鳴くのは、春になって繁殖の準備を始めるためです。

https://hp.otenki.com/415/

うぐいす餅の季節は梅のさく2〜3月とされていているので、実は1月だと早すぎる上、
北海道雪だし。。。

うぐいす餅の見た目と味。

まず、うぐいす餅というのは外は求肥(甘いおもち)中はこしあんで、きな粉といえば黄色だけど、うぐいす餅には青大豆から作った緑のきなこを使ってる。

実は見た目はウグイスの鳥を見立ててる

よく見ると、鳥っぽいはず。

黄色いきな粉をかけるところもあるらしいけど、お菓子のふじいのうぐいす餅は、たかよしさんの好みで、うぐいす豆を入れている。

うぐいす豆がゴロゴロ

名付け親が豊臣秀吉!

うぐいす餅を調べることがなかったのでびっくりしたのが、命名が豊臣秀吉!!

由来

天正年間(1580年代)の頃、大和郡山(現在の奈良県大和郡山市)の郡山城の城主であった豊臣秀長が兄の豊臣秀吉を招いた茶会を開く際に「珍菓を造れ」と命じ、御用菓子司であった菊屋治兵衛が餅をつくり献上した。秀吉はその餅を大いに気に入り「以来この餅を鶯餅と名付けよ」と菓銘を下賜した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これを自慢げに和菓子職人のたかよしさんに言ったら
「え。知ってるよ」

なんか悔しい。

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