先代からの想いと歴史を引き継ぐこと

北海道倶知安(くっちゃん)株式会社ふじ井 藤井千晶です。

お菓子のふじいには歴史がある

お菓子のふじいは1950年創業なので、今年で68年目。
祖父の代・父の代・私で三代目、そして会社にして1年目。

祖父と私

実家に帰って来たときの意気込みは「起業したつもりでやる」だった。
しかし、帰って来て10年以上が経ち良くも悪くも色々なことがある中で、先代が残したもの重要性、そして「起業」っと言う形では決して生まれない「歴史」の重みを感じるようになって来た。

創業当時

父の代での外観がかわった1980年代

歴史をつなげれることのすごさ。

私が実家を継いだときに創業時からある「だんしゃくいも」と言うお菓子を残すことだった

今はない「だんしゃくいも」

これだけは無くさないでおこうっと思っていたが、シナモンの香りがタカヨシがダメ&機械の老朽化などで物理的に作ることが不可能になり、代替えの新商品として「ポン男爵」が生まれた

ポン男爵

でも、消滅してしまった「だんしゃくいも」の想いを残すために、ポン男爵の箱には
だんしゃくいもに使用してた「しおり」の柄が入っている。

商品が無くなり2年が経ち、先日、創業した祖父母の入るお墓が完成したが、父の発案でお墓にはその、「しおり」の柄が!!!!

お墓に歴史をつなぐ

こうやってお墓に柄が入ることで、商品がなくなっても、この先ずっと物語が引き継がれるって、本当にすごいこと。タカヨシと私が一代で築いた訳でなく、1950年から創業の歴史とストーリーが改めて生まれた瞬間だと感じた。

これから先は激動の時代

今、時代の流れが加速していて、進化速度が問われる状況になって来た。古い体制であればそのまま行けば良いけど、現状維持は衰退して行くのが目に見えてる。色んな局面で、人生最大のがんばり所や決断ごとが続いているけれど、メンタルと体の強さに驚く。(スタッフや家族など周りに超絶迷惑かけながらだから、周りに感謝です!)

前に生年月日の診断してくれる人に「ちあきは安定するのは凶、不安定な状態がよい」といわれてるし、ある占いだと「あくの強いアーティストのように、やりたいことをやろう、無茶なことしてもロマンがあるから魅力になる」と書いていた。ロマンだけじゃなくて数字もしっかり積み上げて、実績あげて行こうと改めて決意して時代の流れに乗ってくよ。

 

 

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