北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい 藤井千晶
8月に入っていろいろ焦ってるけど
新しい商品が少しづつ形になるよ
ぽぽぽぽーん
もうちょっとしたら本格始動?!
ふじいから銘菓「だんしゃくいも」がなくなって
早1ヶ月以上
同じ商品を作ろうとは思っていないけど
やっぱり倶知安は「いも」の産地だから
イモのものを作ろうと
前から思っていて
たかよしがカタチにした

じゃがいも餡の入ったパイ
そして
名前は
ポン男爵
「ポン」は
アイヌ語で「小さな」
だから ポン男爵=小さなイモ

現在カタチが思うようにいかず
ちょっとお試し価格
いもっぽい丸にしたかったけど
ちょっと羊蹄山っぽく山みたいな感じなってしまったので
修正中

デザインは上がっているけど、
完成まであと少し
シールのデザインは元々の銘菓「だんしゃくいも」に使っていた
しおりからの引きつぎ
歴史はこうやって生き続ける
で、味は?
ちなみに味ですが・・・・
じゃがいも
倶知安産のイモペーストを使い
北海道産のマッシュポテトの粉末を混ぜ
ホクホク感を出して
パイ生地には
倶知安産の青木さんの作った
全粒粉小麦粉を使っている
表面に卵を塗ってツヤを出したが
その卵は勿論!倶知安の石川養鶏の卵に
隠し味で醤油を混ぜている
小さいけど
地味にこだわってる
結局のところ、地元にこだわるしかない
お菓子のふじい の おかし作りの前提は
「地元の素材を使うこと」
夫の「たかよし」は素晴らしいお菓子職人
私はオールラウンダーで職人ではない
お菓子の腕は絶対的に必要だが
これだけ世の中に物があふれ
なんでも手に入るなら
「ここでしか作れないもの」
「ここでしかたべれないもの」
「ふじいにしかできないこと」
に特化していくという選択肢が
ふじいの選んだ道だ
他にたくさんの道はあっても
決めたなら、脇目も振らずまっすぐ進んでみるのは悪くはない
私の性格上、新しいものは大好きで
いろんなことを試してみたい
でも、いろいろ試すと力が分散して
結局成果は「やったつもり」
だから、ある時から「決めたことを、浮気せず、信じて試す」
カクゴを決めた。
そしたら、結果がついてきた!という時期がある
だから軸はずらすつもりはないだ
だって
ほら
こうやって発信してるおかげで

某取材のついで記事にポンが!
某取材を受けた際「ポン」を押そうか迷った結果
先方の目的とズレてる気がして、すすめなかったけど
書いてもらえることに!
ありがたいことだ!