北海道倶知安(くっちゃん)株式会社ふじ井の藤井千晶です
後ろ向きに悩んだ一年前
昨年の9月のこの時期に熱海に経営合宿にきていた
ブログを振り返りながら今だから言えること。
この時、実は物凄く心が折れていた、その理由はタカヨシが体調が悪く、7、8月の経営塾に行くのも諦め、仕事も思うようにいかず、これからどうしてよいか悩んでいた。でも一旦外に出ないと、自分がダメになってしまうと思って、無理やり熱海の経営塾に行った去年の9月。
そこで待っていたのは、「子供が体調が悪い」と子供の面倒を見てくれてる母から電話きてあたふた、それとほぼ同時に働いていたパートスタッフから「ふじいは好きだけど、タカヨシさんのニオイに関することで、もう対応できませんので辞めさせてもらいます」と言う電話をもらい、泣き崩れた。
「タカヨシも助けれられない、家族にも迷惑かけるし、スタッフも幸せにできない、何やってるんだろうと」
でもね、その時に塾の経営者の仲間に励まされ、一緒ご飯を食べながら塾長の金村さんに言われたのは「タカヨシさんの化学物質過敏症という負債を資産に変えよう」っと言う言葉に力をもらった。そして、たまたま塾のみんなで行った”来宮神社”で神様に願ったことは「来年ここに(熱海)にまた塾来ます、その時は笑ってお礼参りにきます」と言うことだった。
前向きに悩む今の自分
負債を資産にするぞ!と思いながら、塾からお店に帰ってからも、タカヨシの状況は改善せず、求人も思うようにいかない日々、仕事が回らず睡眠時間を削り、毎日対応するので必死、精神的にも追い詰められて、どれだけ泣いただろう。でも、そのタイミングでタカヨシの化学物質過敏症という病気を逆に逆手にとって、求人をしたのをきっかけにカナリアップが立ち上がった。
負債から資産になった瞬間だ。
そこからカナリアップをカタチにして行く中で、それはそれでハードワークが続き結構大変だったけど、大きく違うことがあった
「何もできない、後ろ向きの悩みなのか
新しいものを生み出せる、前向きな悩みなのか」
タカヨシには「そんなに大変ならやめればいいのに」と良く言われたけど
「どっちに転んでも大変なら、前向きに悩ませて欲しい」っと伝えていた
9月〜3月悩みすぎてメンタル折れる
4月以降カナリアップ構築やらクラウドファンディングなどで忙しすぎてバタバタ
そして並行して行なっていたのは、化学物質過敏症のスタッフの雇入れと、職場づくり
職場づくりにあたっては、今後ある程度費用かけて化学物質過敏症専用のお菓子工場にして行くべく、個人事業主から法人化して銀行からの借り入れの交渉、設備の見積もり関係も平行に行なって、さらにバタバタすることになり、多分人生の中で一番忙しいけど、「倒れそーーーーー」っと感じながらも、前向きな悩みなので気持ちは晴れやかだ。
未来を語れるのは、社長しかできない。
後ろ向きの悩みから、前向きな悩みに転換するには、思いだけじゃなく、塾という場で数字も交えてしっかりカタチを作れる場があったことは本当にラッキーだ。
理想論を語れる人はたくさんいるけれど、それをカタチにするためのプロセスを知らない人もたくさんいるし、会社として動くなら社長である私が理想を語り、そこにたどり着けるように舵を切ることができるということを学んだ。
塾に来て4年目だけど、未だ言葉の意味さえわからないものもあれば、去年まで理解できなかったけど、今年は理解できることなど、毎回びっくりする収穫があるのだ
人数も少なめなのでがっちり勉強とワークができるし、お互い全国に散らばった色んな業種やサイズの違う会社の決算書を見せてもらいながら、たくさんの刺激を受けた。
倶知安に戻ればまた引きこもり状態で仕事に専念するけれども、塾に行くことで新しいアイディアや、知らないことを吸収しながら成長できる、こんな濃い時間はなかなかないのだ。
どうせ悩むなら楽しく悩みたいし、高く飛びたい、楽しくやりたい!
初心忘れずに頑張る
どんな内容だったかは塾長の金村さんのブログへ↓
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ