カナリアップ寮にくるスタッフの決意と現状

8月になったら新しいカナリアップ工場の寮に入る第一号の葛島さんが岐阜からやってきた。
彼女との縁は不思議で実は発症する前に岐阜から倶知安にきてくれたことのある、知り合いのお菓子屋さん。
その後体調不良になり、たまたま私の投稿を見て、化学物質過敏症だとわかったものの、体調が悪化して仕事ができなくなっていった。
たまたまその事を知って、私からスカウトして
お店に来てもらうことにした、不思議な運命。

2016年10月に行った弊社主催のPOPのセミナーにきてくれた葛島さん

そして、彼女がきて早々に、以前「カナリアの叫び」の際に取材してくださった方々が追跡で
最近のタカヨシさんの様子と、先日きた岐阜のカナリアさんの葛島さんの取材を受けた。

朝5時からの取材

葛島さんと一緒に建築途中のカナリアップ寮に初めて入る撮影もしたが
本当にドキドキだった。

目が痛いって言ったらどうしよう。
息ができないって言ったらどうしよう。
体調崩したらどうしよう。って
それが・・・・・

マスクを外して取材を受ける葛島さん

「えーーーマスク外せるーーー
3年ぶりぐらいに日中マスク外せてるーーーー
建築中なのにーーーーー!!!!
深呼吸できるよーーー」
と葛島さんが驚愕と笑顔!!!

涙が出るかと思った。

ホッとした。
タカヨシさんだけじゃなく
たくさんの人に役立てる確信が持てた瞬間だったと。
必ずしも全てのカナリアさんに対応できるとは限らないけど、一人一人なかまを増やそう。

これから、埼玉。神奈川。からカナリアさんが倶知安にやってくる。みんな命がけと行ったら大げさだけど、移動途中で体調悪くなるリスクを背負ってくる。

絶対に大丈夫という確約もないけど、夢や希望があったけど、化学物質過敏症になっていろんなものを諦めたかもしれない20〜30代の未来ある女性たちが北の大地にやってくる。

私はタカヨシさんを主人公にして、ゼロから道を作ったけど、ここからはそれぞれを主人公として一歩づつ踏み出すんだなとつくづくおもいます。

以下、葛島さんのSNSより文章を一部転記します、これがカナリアさんから見たストーリーです

化学物質過敏症になると本当社会との関わりが絶たれてしまう可能性が高い、率直な感想、私からの目線じゃなくカナリアさんからの目線として是非読んでもらいたい。

「誰かと会いたい・深呼吸をしたい・社会の役に立ちたい。」

そういう人がたくさんいる
受け入れた側のうちのスタッフもよく理解をしてくれてるし
本当にありがたい。


倶知安にきて今日でちょうど1週間。
化学物質過敏症になって3年目です。

特定の香り(洗剤・制汗剤・柔軟剤などの香りがついているもの・排気ガス・たばこ・キンモクセイやキク、バラなどの植物)で複数の症状が一気に出ます。

片頭痛のようなガンガンと打ち付けるような頭痛、
ノロの時のような強烈な吐き気、
目の前がグルグルまわる目まい、
眼精疲労のような、ぎゅーっとした目の痛みと乾燥、
立っていられないくらいだるくなり、疲れやすく、
記憶の欠落や、判断力・思考力が低下します。

偶然電車で隣に座った人の、強い体臭・香水・整髪剤をきっかけに暴露しました。
最初は、「他の人は出来ているのに、なぜ私は出来ないんだろう?」と、
体調が悪くなる自分を責めてばかりいました。
徐々に、「外出して寝込む私が悪いんだ。」、「体力がない私が悪い。」とまで思うようになりました。

段々と仕事をしている時も寝込むようになり途方に暮れていたころ、
フェイスブックで千晶さんが投稿した内容に目を奪われました。
『ご主人のタカヨシさんが化学物質過敏症になり、いろいろ対策をしているが追いつかない。』
何度も読み返して、私も化学物質過敏症だと確信しました。

診断と治療を受けたくて、近隣の病院を探しましたが、電車に乗れなくなってしまった私にはハードルが高く、
また、担当できる医師が少ないため、新規患者を断っているという話を聞き呆然としました。

注文を頂いても体調が悪い中、這うように作っていたため、
あれほど自信を持って提供していたお菓子に美味しいと自信を持てなくなりました。
店を閉めるか考えていた頃、千晶さんから「うちで働きませんか?」と連絡をもらいました。
家族とも相談し、北海道行きを決めることにさほど時間はかかりませんでした。
ただ、応援してくれた家族や友人・仲間や、なによりお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

大好きな岐阜から離れるのはさみしいけど、お店を始めて5年間のスキルを活かしたい。
私も働いて社会とつながりを持ちたい。
なにより、誰か人と会いたい。
深呼吸したかった。
香りがしたら息を止める生活は正直疲れた。

化学物質過敏症になっても、出来ることがあるはず。
それを探して、やってみよう。
北海道行きを決めたのは、こういう思いからでした。

倶知安に来て、早1週間がたちましたが、
今後は健康になって、できる事・行ける場所を増やしていきたいし、
化学物質過敏症になって諦めていた事に、挑戦してみたいです!

化学物質過敏症を理解してくれて、歓迎してくれたスタッフさんたち。
めちゃくちゃ親切な北海道の人たち。
「大丈夫。良くなるよ!」って笑顔で送り出してくれた家族や友人。
香害に取り組んでいる地元・岐阜など、
たくさんの人が見守って、応援してくれているので、
無理せず、自分らしさを発揮できたらなと思います。

お菓子もたくさん作りたい。
今までの経験を活かして、お菓子のふじいやカナリアップに貢献していきたいです。
カナリアになっても、良くなるケースもあるし幸せだよ!!ってなれたらいいなと思います!
              (2019,7,24 葛島さんのSNSより引用)

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