クラファン支援して下さったみなさんありがとうございます。8月1日より寮が稼働し、8月21日頃からお菓子工場が稼働いたしました。
住み始める前の量の様子や、弊社スタッフの状態な取材していただいたものが9月に入って放映されたのがYouTubeに上がったんでご覧ください。
理想と現実のすり合わせ。
お盆の繁忙期を経て、通常業務に加え新しい工場への生産の移行や、カナリアさんたちの体調などを考慮した働き方、やってみたら、当たり前ですけどなかなかの状況でした。
8月1日にはカナリアスタッフが入居スタート、9月末の段階で元々の想定した定員4名に達しましたがが、その間に試用期間での受け入れ。遠方から来てもらったものの、体調不良で帰った人。追加工事による住んでるカナリアさんの体調不良。などなど・・・・しかも
化学物質過敏症は人によって反応する物質が異なるため、あくまでも、基準はタカヨシさん
建築最中は何度かタカヨシさんにも足を運んでもらって、反応状況を確かめていたけれど、彼はコンクリートのニオイは大丈夫だった。
しかし、最初に来た2名がコンクリートのニオイだめ。(年数の経過によってニオイは消える)
工場は基本的に土間コンクリートなので、コンクリートの範囲が非常に広い。
後から、化学物質過敏症でも対応のニオイを抑える特殊塗料を床に塗ったりと対応に追われる毎日。
働きたいのに働けない、体調が安定しない、しかもカナリアさんだからと言って、一括りではなく、相性問題が発生することがわかったので、まず原点に立ち戻ることにした。
カナリアップ工場の建築はタカヨシさんを活かし、お菓子のふじいの製造能力を上げるためのもので、福祉関係の就労施設ではなく、あくまで一般雇用での受け入れを念頭に置いている。
なぜなら、彼はニオイさえなければ働けるから。
現在受け入れのカナリアスタッフ・一般スタッフにはこれらを周知し、お店としての方向性を示すために、全員で第一工場で社内大学を行なった。
実はすごいこと、本当に今のスタッフはすごい。
座る位置関係は一般とカナリアさんを一応離しているが、一緒になって
話ができることはとても嬉しい。
できる仕事、やりたいこと、嫌いなことなどを書き出してみんなでシェアしたら見えてきたこと、物理的に、体力的にできないこともあるけれど、お掃除が好きとか、コミュニケーションとりたいとかいろいろ出てきて、私だけがトップダウンでやるにはもう手に負えないほどになってきた段階で、スタッフたちが自発的に、こうしたらいい、ああしたらいいなどの意見が出てきたことはとても嬉しい。
まず定期的に各部門から一人づつ出してスタッフ同士の調整
好きなお菓子を食べながらのお茶会が開催されることになった。
掃除が好きなカナリアスタッフがいたので、お店の開店時にしてる店頭スタッフの清掃を
カナリアスタッフが開店前に終わらせて、販売スタッフの仕事の軽減したり
(販売スタッフも募集中!)
働き方自体を見直したり、今まで考えもしなかった仕事のあり方を構築したり
世の中で働き方改革と言われるけれど、仕事があってそれに人をパズルのようにはめていき
一枚の絵を作るような感じ。
簡単なことではないけれど、どんな状況でも対応してくれてるスタッフ
そして、命がけで遠方から来てくれたカナリアスタッフでチームを作る
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ