「作り手が自分で食べたいもの以外は作りません。」価値ある環境で作ってる。おかしなふじい

お菓子のふじいで昨年末から豆大福と草大福が登場しましたー
常温でも販売しているけど、冷凍でも販売している。

草大福のなかは粒餡

製品へのこだわり

カナリアップの工場を作るとき、和菓子を作るために「水」と「冷凍庫」にこだわった。

 「水」
和菓子は餡を練ったり、お餅を作るにしても、特に「水」が重要で、水の浄水器に関しては水道の根本からつけた。建物内すべての水が浄水されている状態で、物凄い美味しい。ちなみに現在の店舗側第一工場や自宅用にカナリア工場から水を汲んできたり、スタッフもポリタンクを持ってきて水を汲むぐらい。

その水で餡をねる

「冷凍」
冷凍設備も3D冷凍という急速冷凍庫を導入。なぜならこの冷凍庫で凍結させると、冷凍しても味が劣化するどころか、おいしくなる商品もあるから。一昔前で言えば「出来立て」が全てで「冷凍はちょっと・・・」ということもあったが、技術が進むことで冷凍メリットが増えたからだ。

そして「素材」
基本的には北海道内の素材や地元の素材を使うことにしてる。だって、本当にこの辺りは食材の宝庫だし、近い人が作ってることがとてもありがたい。

今、もちに使ってるのは北海道産「きたゆきもち」
本当は農家さんから直接買いたい。
小豆は、倶知安産以外にもニセコ産も使ってます
高校の後輩の長岡くんが自然栽培で小豆作ってくれた!!

安心安全・地産地消は標準。その先をいく。

ここまでは今の時代において、どこをみても「安心安全」「地産地消」は特別なものではなくて、当たり前。そして設備的なものは基本的に毎年のようにグレードが上がっていく上に、先端設備に関しては大手に戦いを挑むのは不毛すぎる。

もう一つは流行りに乗ることは悪いことではないけれど、作ってる本人が「売れそうだから作ってる」のか「自分がおいしいと思って作ってるか」が重要だといつも思ってる。
流行りものでも、自分が食べたいと思ったら作るし、どんなに周りに作ってくれと言われても、作りたくないものは作りたくない。

冷凍の大福を某所で販売するにあたり帯を制作したときに、こだわりを書こうと思って気がついたのは、産地も必要、製品のこだわりも必要だけど、それが当たり前とするならば、「お店の価値」「作り手の思想」が必要だと思って、書いた文。

倶知安にある「お菓子のふじい」の工場はスタッフのユニホームをはじめ、工場で使用する洗剤は全て無添加。人にも、環境にも、商品にもやさしいお店作りをしています。また、商品も地元素材にこだわり、作り手が自分で食べたいもの以外は作りません。

めっちゃいい顔してるなタカヨシさん

香害による化学物質過敏症になって気がついた最強のメリット。

タカヨシさんが化学物質過敏症になって、一般的な合成洗剤や掃除の洗剤類の使用が全滅して、やもえず無添加の洗剤や重曹とかしか使わなくなったけど、それって結果的に考えたら、環境にもいいってことに今頃気がついた。しかも、本当の意味での安心安全って実は「製造環境」かもしれないと、確信を持って言える。

カナリアップ工場でカナリアさん達が製造

化学物質過敏症になったタカヨシさんがずっと近くにいると、基本的にこの匂いが大丈夫。ダメなどの判断をすることが多いが、匂いのない「化学物質」は一般の私にとってはわからない。その微量の物質でも反応する彼らが働けてる環境ということはそれだけ、クリーンな環境だという実証。
それがお菓子のふじいのお店の価値の一つになる。

カナリアさん包装中

通販でも販売をしたいけど、まだまだ準備不足
実際に化学物質過敏症を「価値」として捉えるためにも、伝え方の工夫をブラッシュアップしたい!


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こちらの商品は通年で冷凍販売予定です↓

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