カナリアップ前に謎の自販機を置いたわけ #カナリ自販機

北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい・カナリアップ 代表・藤井千晶です

カナリアップの前に自販機を置いて半年以上が経ちました。

カナリアップ建物前

自販機に託したカナリアスタッフと外をつなぐ役割

2019,8自販機搬入

そもそも、なぜ自販機をここに置こうと思ったのかというと
夫でタカヨシさんが「化学物質過敏症」という病気になり↓詳しくはこのブログ

このままだと、仕事が立ち行かなくなるとおも、同じ病気の人を雇い入れするぞ!っということで建築を着工したカナリアップ。

そして建物が立っていく中で思ったのは、カナリアップという建物は、お菓子のふじいにとっては第二工場&事務所&化学物質過敏症スタッフの寮。(以下化学物質過敏症スタッフ=カナリアスタッフ)
工場として、人と接しないで稼働したら良いと思ったけど
このカナリアップ工場のスタッフが人と接することができなくても、フォトスポットになったり、お菓子のふじいと関わりがある場所として、楽しく認識されるためにはどうしたら良いかと考えた時に思い浮かんだのは「自動販売機」だった。

自動販売機なら、人と合わなくても商品の販売ができる
そして、お菓子のふじいの商品を入れることで、お店の販促活動にもつながるのでは?
カナリアスタッフにもものを販売するという感覚を持ってもらいたいという気持ちも強かった。

なぜなら、私自身大手の菓子会社に就職したときは工場の製造ラインにいた。
その時に、お客様の顔が見えない状態でお菓子を作ってると「なんのためにお菓子を作ってるか」
を見失った時期があるからだ。

実際にお菓子のふじいの店頭で接客をすれば、「これが美味しかった」「ふじいさん楽しいよね」
などとたくさんの声をいただくし、「この人に喜んでもらうためにお菓子を作ってる」という感覚はとても重要だと私は認識してる。なので自販機でのお菓子販売を考えついた。

自販機の立ち位置

この自販機は「お菓子のふじいのカナリアップ支店」という位置づけ

自販機の中でお菓子のふじいのキャラクター「オーブンちゃん」と
カナリアップのロゴの「カナリアさん」が接客してくれるイメージ。

オーブンちゃんとカナリアさん

2020.4月現在
チョコレートが5種類(お菓子のふじいとして)
謎ジュースが3種(ただ面白いネタとして)
無添加系の体に良さそうな飲み物(カナリアさんの健康を配慮して)
シャボン玉石鹸の洗剤サンプルセット(カナリアさんとして)

オーガニックレモン使ったサイダーとか
シャボン玉石鹸セット地味人気

商品の設定としては普通のジュースを置く気は全くなく
基本的には「お菓子のふじい」や「カナリアップ」を知ってもらったり、
楽しんでもらうためのツール

夏季限定野菜ブース

夏場になれば体に気を使うカナリアさんのために協力してくれてる地元の長福ファーム
自然栽培野菜の無人野菜ブースが設置されたり

とにかく楽しい自販機=お菓子のふじい

買ったものに当たりがでる

お菓子のふじいで使えるあたり券がでたり

ちなみにあたり券は結構豪華な上に10分の1ぐらいか、それ以上の確率ででてくる。

1200円相当のホールケーキも当たっちゃう

高校生のグループがキャッキャ言いながら買ったり
親子で楽しんだりして
あたり券をお菓子のふじいに持ってきてくれる。

しかもお菓子を買う場合は瓶に入っているので

瓶を持ってお菓子のふじいにきたら50円引!地味にエコ。

チョコだけじゃなく
今度は羊羹を販売します!(なぜならカナリア工場の水がめっちゃ美味しくて和菓子職人の隆良が作った羊羹が美味しいから)

三種類の羊羹登場予定!

お店には自販機の顔ハメパネル!

2020、4月現在、顔ハメパネルはコロナ対策として撤去してますが
楽しい場として、どういうカタチであれお菓子のふじいの世界をこれからも作っていきます!

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