分子栄養学を学んで、体に優しいお菓子を作る。

子供の頃から肥満児・中学でバスケ部入って肥満の皮を脱ぎ捨て・高校&専門学校時代は筋トレで体を引き締め・結婚して実家に戻り出産し体重増加・食事でダイエットに成功したものリバウンド・生活習慣自体を見直し、栄養の勉強をしようと心に誓った(←今ここ)
北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい・株式会社ふじ井・カナリアップ 代表藤井千晶です。

分子栄養学を学ぶ宣言。

突然ですが9月から分子栄養学の通信講座を学び始めました。
そもそも分子栄養学ってなんだよ?って人は簡単に解説してるのでこちら→https://orthomolecular-health.jp/orthomolecular/

資料の量がすごいことに・・・

なぜ、突然こんな宣言をしたかというと、この分子栄養学の基本を学び、お菓子に生かすと決めたから。
講座は2020年9月〜2021年2月まで続き、アドバイザー試験まである長丁場。
医学の領域も入ってくるから、医療従事者とは程遠い私にとって内容的にかなりヘビーなものになる。
宣言することで、後に引けない状況を作るのが目的(ドM)

そもそも、学ぶまでの過程・きっかけ・理由をまとめておこうと思いブログに書き起こしました。

体の機能・食事に関して興味

小さな頃から肥満児で、小学校6年で体重のピークを迎え、その体重は自分が妊娠した時と同じくらいの体重。(皮が伸びたおかげで妊娠線はできなかった)その影響もあり体に関してはコンプレックスがあったが、中学になり運動することでみるみる体重を落として行った。

その時に感じたのは「体ってすごいな」ってこと、当時はストレッチや筋トレなどの本を読み、一時期お菓子屋さんになる道から外れて、スポーツトレーナーになりたいと志したくらい。
でも、結局その道には進まずお菓子屋を目指した中で出会った「食物アレルギー」という言葉

2002年頃、お菓子屋さんに就職して洋菓子の現場で働いてた時に、耳にした「乳・卵・小麦のアレルギーのお客様からケーキを作って欲しいという要望がある」事をお店側が製造側に伝えた時に「そんなのできるわけない」と製造側が断ったのを見た時に、新人スタッフながら「きっと出来るはず」と心の中で強烈な印象を残した。

その時代は今ほど食物アレルギーの人も多くなく、アレルギー表示も曖昧、当然一般的な理解が薄い状態だったので、当時の製造の方の反応は「普通」なものだと言える。

アレルギー対応のお菓子作りにハマった時期

お菓子のふじいに帰ってきて、お客様の要望で「乳・卵・小麦のアレルギー対応のケーキ」のオーダーをいただいた時に、修行時代の「きっと出来るはず」を思い出して、本を読みあさり、ネットで調べまくり、なんとかアレルギー対応のケーキを作り渡したら、「これで子供が食べれる!」と泣きながら喜んでくれた。

「お菓子で楽しい時間を提供できる」と思っていたけど
「お菓子で人の役に立つことができる」という初めての経験。

その経験から、私の本棚のお菓子関連の本は大半がパテシエが書いてる専門書ではなくて、お料理研究家的な方が書いてる本ばかりになった。

今現在の本棚

乳・卵を使わないのなら「マクロビオティック」(自然食)が良いと思って勉強したり
小麦がダメなら「米粉」に関するお菓子の本を読み
白いお砂糖は体にとっては良くないという文献を見つけて、そもそも血糖値ってなんだ?
と病院食のデザートの本を読んで「糖尿病の人のお菓子」に興味を持ち。
マーガリンなどに含むトランスフォー脂肪酸が体に良くないらしいとか、片っ端から調べた。

この時期はアレルギー対応のケーキを受注していたが、知識を付ければつけるほど、アレルギーは命に関わるので中途半端にやる危険性を感じ始めてた。
スタッフが増えれば、注文の聞き取り対応一つ、工場内の器具の取り扱いなどで、アレルギー物質の混合などが起きれば事故につながる可能性がでてきたので、専門施設ではない弊社がその領域に入るのことはやめた方が良いという判断で、現在はアレルギー対応のケーキをやめてしまった。

しかしながら、この経験を起点にアレルギーについての知識や、材料の取り扱いのしかたなどが私の中で残って行った。

化学物質過敏症になったタカヨシさんの体質改善を模索し分子栄養学に出会う。

2014年辺りからタカヨシさんが化学物質過敏症を発症して、何とか改善しようと環境整えても、結局は体の解毒機能などが正常に働いておらず、自己免疫能力をあげる事を中心に考え、本当に多くの健康器具やサプリメント、漢方、などなどを試しまくてた。

なかなか効くものが見当たらない中でたまたま、知人が紹介してくれたこのブログ→https://vitaminj.tokyo/
をみて分子栄養学というものを知り、何冊か本を買って読んで府落ちしたのは「人それぞれ必要な栄養素や量が違う」という事。分子栄養学は血液検査を必要とするので分子栄養学に精通された病院の先生に保険適用外でみてもらい、食事は栄養療法のアプローチから病気の緩和、病気になる傾向を掴んで未病対策をして、より良い健康を目指すもの。

早速血液検査をできる病院を探し、3年前から血液検査をし、食事を変え始めたが当然すぐ良くなるわけではないから、じっくりじっくり取り組んできた。

そして去年カナリアップ建った時に、弊社のカナリアさんにも血液検査実施して数値を毎年残して、カウンセリングによる、食事のアドバイスなどをした上で、数値改善と、実際に体調と照らし合わせて毎年経過を見ていこうと決めて、初めて分子栄養学を知ったきっかけになったブログの主 まごめじゅんさんに依頼 昨年の様子→https://vitaminj.tokyo/archives/984

そして今年。

タカヨシさんの体調も良くなってきて、いろんな問題の数値が1年かけてかなり改善して、
数値と本人の体調の感覚が一致して、思わずガッツポーズがでました。

そして、タカヨシさんのための体調改善をめざしたものの、私自身も昨年から体調やメンタルの乱調でやられていたところをじっくり改善して、精神が安定した上、小学校の頃からの平熱が35,5度だったのが
何と!36,5度前後になった事は驚きだった(平熱が低いと何かと病気になりやすいと言われてる)


(ちなみに専門の方へ、去年の私はフェリチン6→今年50)

分子栄養学の観点でお菓子ができないかな?

1年かけて数値の改善などが目に見えてくると、楽しくなってきた感覚があり
この知識をお菓子に結びつける事ができないだろうかと思い始めた時に、たまたまご紹介で札幌でも分子栄養学の講座がある事をしり飛び込むことにした。

どうしても、分子栄養学的に言っても、白いお砂糖や小麦粉・乳製品などはあまり良いものとは言えない上に、自分にとっても摂取しないように気を使うものが、お菓子の中には溢れている。
それを理解して取り扱いができたら、今流行の「低糖質」「カロリーオフ」「グルテンフリー」などなどの表面的な健康志向ブームはおそらく落ちる時が来るけど、本質を捉えて作る事ができたら、本当に必要な人に必要なお菓子を届けられる確信がある。

最近思ったのは、過去起きたことは全て意味あることでもしかして「お菓子×分子栄養学」のポジションは運命じゃなかろうかと。気がついてしまったので早めに確立させたいなと思うだけは誰でもできるんで、先にやると宣言させてもらいました。

今、私やタカヨシさんの体調はマイナスのところから0(ゼロ)に立ったところ
ここからプラスになっていけば、年は重ねても肌が綺麗で、やる気も気力もある状態を想像したら、楽しい!お菓子を通して自分や身の回りの大切な人の健康を作るためのお手伝い

少し時間をかけますが、来年に向かって新しい展開作ります
お楽しみに〜

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