北海道倶知安駅まえ(くっちゃん)にある お菓子のふじい 代表 藤井ちあき です
Twitterは比較的定期的にネタとしては幅広く呟いております。
最近賃金アップしたお話ですが、なんだかんだ経営者として人を雇い入れしてから10年ちょい、色々あったけど、同じ業界を常に基準とせず、広く見るのは大事だと常々思ってます。
人を雇い入れてる、大手でもない中堅のお菓子屋さんの現実
お菓子屋さんで個人店としては人を雇って大きめな所と言うのは、大手と違って労働時間がながく、残業代もつかず、福利厚生も微妙だったりする。
現在40代の私は、20代にかなり厳し現場も経験した上で、現役社長として感じるのは、上記の様な会社の気持ちはわかるけれども、そんな状態で続かないと言うこと。
私たち夫婦の理想の働き方のお菓子やを常に目指す
大手も厳し個人店も経験した夫と私の共通認識は、個人店であっても、大手の様な働き方を構築すること、長時間労働の厳しい環境の「あの働き方」はしないことを念頭おいてきた。
スタッフがまだ5名で会社にもしてない時に、社会保険をかけてみたら、びっくりするぐらいお金の流れがかわり、社会保障かけれる会社ってすげーと思ったし。
会社にしてみて、またお金の流れがかわった中を維持しながら、パートさんでも規定時間達してる人には必ず社保かけていました。
人を雇い入れる前は、少しですが家族にボーナスが出ていましたが、見事に社会保障に流れて、身動きが取れない状態になり、それは今でも続いてるけれども、最低限の福利厚生もできないで人を雇入れをしてはいけないのだと、強く感じている。
そして、今回から町民税の徴収を始めることに。
これは手間がかかるけど、やりたかった事の一つが達成。
大手でしか働いたことのない人にとって「そんなの当たり前!」と思われる人もいるでしょうが、現実的に1から全て決めていく個人事業主から法人になって身としては、当たり前と思えることでも結構なハードルがあり、それを飛び越えたからこそできる部分
同業種がやってないから、うちもやらなくて良いじゃなく、自分はどうしたいか。
給料アップの自分なりの考え
それに伴い、現在の世の中の値上げの流れもあり、食費をスタッフが削ってはいけないと、思い切って賃金を全員約15%アップ。
売上げがあがってるから、給与を上げるか。
給与を決めて、売り上げをあげるか。
ベースの給料はアップしてても、元々ボーナスや退職金制度はお菓子のふじいにはない、
去年の今頃、「売り上げが上がり黒字になったらボーナスを出したい」とスタッフに伝えたけれど
結果として出せなかった。「売り上げが上がったら」という言葉の甘さがあったと反省した。
理想としては売り上げを上げてくのはあるけど「上げる」と言い切れなかった自分の覚悟のなさが数字に反映した形になった。だからこそ先に「上げる」ことを決めて、現実をついて来させることにした。
もちろん、上げる理由として、今いる彼らがそれだけの価値があり
売上を上げれる確信があるからこそ。
それを業者にいったら、「同業種の中でも異質」だとビビられた。
就業規則改定、雇用契約も再度結びなおしたり、調整をしたり。
もうそろそろ決算ですが、すでに3年赤字ラインを脱却できてないけど、来季は黒に転じると決めて、賃金アップはさせちゃったから、稼ぐのだ。
2023.6現在、販売スタッフ募集中、詳しくはリンクから⇩
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ