オーブンちゃんがお店から工場に行った理由

北海道倶知安町(くっちゃん)お菓子のふじい 藤井千晶

オーブンちゃんへの思い入れはハンパない

おかしなちあき です

オーブンちゃんがふじいに来た理由

お菓子のふじいに黄色のオーブンちゃんが来たのは2008年

私が実家に帰ってきたのは2006年5月

ずっと欲しかったオーブンちゃん

購入の時に家族内でかなりもめた

 

1、その時に老朽化していた工場のオーブンと交換に普通の工場用のオーブンを工場におく

2、たまたま店内にスペースがあったので、

そこに店頭用に塗装したオーブンを置いてリニューアルっぽく見せる

3、なんかめんどくさいから、とりあえず「そのうち」にしようか・・・

 

私は2

せっかく購入で話が固まったなら

絶対押し通そうとした

その当時一番必要だったのは「お店が変わった」っという

ビジュアル的な変化

 

工場においても、商品は変化するかもしれないけれど

即効性は望めないし、第一段階の来店っと言う選択を導けない

 

そうこうしているうちに

「オーブンがいいのはわかるけど
そのうち買ったらいいのではないか?」

 

っという答えの方向が出てきた時に

「”そのうち”っていつ?
”いつ”買うって言わないと納得できない!」
っ私が言ったのが懐かしい

 

オーブンちゃん最後の店内勤務の様子

オーブンちゃん最後の店内勤務の様子

 

8年の間に状況が変わり、工場へ

念願叶って憧れのオーブンを手に入れ稼働

そこで始めたシューが

 

不動の一番人気!!

不動の一番人気!!

3年ぐらい全然売れなくて四苦八苦してたものの

徐々に人気が出てすっかりふじいの柱になった

 

お店にオーブンが置いてあるメリットは

見た目や、焼きたて感など色々あるけど

実はデメリットも・・・

 

工場からお店への導線がめちゃくちゃ悪いこと

 

お店 ⇨ 3段階段のぼる ⇨ 狭い廊下 ⇨包装する場所通過 ⇨ 階段2段下がって工場

 

オーブンを入れた時は

「作業性」よりも 「見た目」が大事だった

でも今は

「作業性」を優先した

ある意味で新しい大きな第一歩

お店から工場に運ばれるオーブンちゃん

お店から工場に運ばれるオーブンちゃん

 

正直ものすごく思い入れもあるし

店内から出てった時泣きそうになった

 

作業性がアップしたことで たかよし には頑張ってもらう

作業性がアップしたことで
たかよし には頑張ってもらう

 

でもね

お店をよりよくするための選択であって

後悔してるとかは全然ない

 

今年はこだわりを手放す年

固定観念が考えを鈍らせるので

それをいつでも、手放せるようにすることは新しいチャンスを

生むことだと

手放して初めてわかった!

コメント

  1. 大信田昌宏 より:

    長年、お店のシンボルだったオーブンちゃんを移動(異動)させるのは大きな決断でしたね!

    固定観念をなくすには新しい事をする
    とても勉強になる記事、ありがとうございます☆

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