先日募集をした製造ですが無事に決まりました。
人は揃った。
過去、実家に帰ってきて跡を継いだときは家族だけで経営をしていて、アルバイトが増え、パートさんが増え、フルタイムパートが増え、社会保障をかけるようになり、社員を雇用し、新卒を雇用するようになった。現在人数で言えば9名の雇入。過去最大人数は13人ぐらいだったのだけど、内容が実は全く異なるのだ。9名中社会保障の該当者は8名、過去13名いたときは3名が社会保障該当。
これは何を意味してるかというと、社会保障をかけるには週30時間以上の雇用が必要だということ、会社としては社会保障をかけるということは非常に費用がかかるので、できるだけパートさんを増やし、社会保障該当者を増やさないことは定石と言える。
人数が多くても時間が人が多かった過去
現在は人数が過去より少なくても働ける時間が多い人ばかりなために、雇用の時間ベースで見た場合に多い状態。できる限り安定をした雇用で長く働いてもらえたらと常に思っている。
しかしながら、今まで常にと言っていいぐらい、人手不足に喘いでいた状況にだったお菓子のふじいにとってはありがたい限り。私自身の時間を空けて、全体の売り上げ構築やブランディングに力をようやく入れることができる。
繁忙期と伸びしろ
お菓子屋さんというのは季節変動が大きい職種とも言える。繁忙期としては人数はちょうどよくとも、閑散期には人手が多めになってくる、それを埋めたり扶養の範囲であったりの所得のコントロールが必要な人は、タイミングを見ながらお休みしたりしてもらっている。
繁忙期以外は伸びしろ満載な時間なために
今まで、あまりにも余裕がなくて、置き去りになっていた部分(私が新しもの好きすぎて色々やったものの荒廃した部分)を一つ一つ再構築をし直してる。
例えば通販サイトを全体像は構築してたけど、細かな部分の打ち込みや内容修正
https://sweets-fujii.shop/
更新の滞っていたお店のLINEの内容充実↓
Twitterアカウントの運用 はめっちゃおしゃれな写真の投稿になったり
を使いこなして素敵な投稿に!(画像編集はCanvaマジ優秀だし有料版の画像の多さに脱帽)
まだまだ更新頻度など含めて伸び代は十分あるけれど、現状ここまでできてる状態は素晴らしい
教育と共育と多様性と個別化
お菓子のふじいは、大きく分けて販売と製造があるが、10名以下の組織のために、仕事がまたがったり、一括りに1つの仕事をしているわけではない。
今年の4月には財務や数字に交わる部分とコミュニケーションの勉強をしたり
製造のスタッフも交えて全体で接客の勉強したり
別途個別で、必要そうであれば学びに関する情報を個別にシェアしたりと、教育をする機会を不定期に設けている。
お菓子のふじいの中の年齢は 半分は20代前半 半分は40代以上 と年齢の分布が極端な開きがあるので、
若い価値観や考え方など含め違いがよくある。でも「共育」とはこの事だと最近常に思う。
店頭の対応は花があるし、SNS周りなんかも目立つ部分だが、それを支える商品の補充や、包装、電話やメールの応対、卸業への対応に発注に棚卸し作業
製造も単純作業が続くこともあれば、力仕事もあったり、商品の管理や、衛生管理なども含まれてくる。
表立ってする作業の裏側を支える人たちが居なければ、伸びしろは生まれない。
地味に裏方が全体把握し、表が大変なら出れるようなミックスされた人材は重要度が高い。
しかしながら、みんな得意不得意があるからそれを生かしたり、理解することは大事。
多様性と個別化というのはこういう点だ。
今まで、自分基準て物事を見てると、新しいことをどんどんやる、頑張って稼ぐぞーみたいなところがあるけれど、「新しいことはしたくない」「コツコツがいい」「頑張るよりペースを守りたい」「やりたいことがよく分からない」と言う人たちもいるし「新しいことやってみたい!」というタイプもいるということに対して良いも悪いもなくて、その人が思う働き方への擦り合わせができるかどうかにフォーカスしてる。
得意なものは、さらに得意になってもらえたら良いと思うし
私自身も仕事の仕方を変えていくタイミングになり、より良い組織を作っていく
ここから先はしばらく、求人を出さず質を高めていきます
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ