女性で、結婚して、子供がいて、家事もできて
いい妻・母をできてる人は本当にすごいって思う おかしなちあき こと
北海道倶知安(くっちゃん)お菓子のふじい 代表 藤井千晶 です
なぜ、自分は男ではないのか?
小さな頃から、最近までずっと思っていたこと
もし自分が男子ならもっと、仕事や趣味に没頭できたのに。
今もその思いは結構強いが
家業を継ぎ、結婚、妊娠、出産を経て
スタッフが増え、スタッフのライフステージを見ながら
だいぶ自分が、なぜ、女性である必要があったのか最近わかり始めた。
最近、年配の男性の業者さんとお店の経営について
自分の中の考えをお話ししていたら
「いやー女にしておくのがもったいない!!」
っと連呼されて
「じゃあ、男だったらなんなんですかね?」
と思わず突っ込み
中小企業の経営者の女性は1割ほど
結婚して子供もいて経営者なのはさらに少ないと言われてる
ある意味希少な存在
だからこそできる、独自の考え方や行動があるのかもしれない
結婚・妊娠・出産はおめでたい
女性のラフスタイルの中で大きな転機は結婚・妊娠・出産だと思う
でも、世の中の男性経営者方々が言うのは
「だから女の子はすぐやめる」
「結婚したら、すぐ子どもできてやめるんでしょ」
「子どもいるとすぐ休んじゃうよね」
言いたい気持ちはわかるけど
やめるたり、休んだりするのが
女性だからっていうのはちょい違う
いやいや、男子だってすぐやめるし。
結婚しても、不妊で子どもできなくて悩んでる人たくさんいるし。
自分の意思とは別で子どもが具合悪くて休むのは、本人のせいじゃないし。
って思う
うちのスタッフで言えば、
社員で働く独身で子どものいないスタッフであれば
頑張って働いてーーーっていうけど
結婚してたり、子どもいたりするスタッフには
「家庭を守るっと言う大前提のベースがあってここにいる
優先すべきは家族のこと」っと伝えてる
入社するときには「妊娠したらすぐ言って、初期が大事だから」
っと伝えてたら、先日病院行く前段階の妊娠超初期で報告が入ってきた
そうなれば、状況を聞いた上で体調を優先し
女性のみのスタッフだから、その辺り周知して動く。
私は妊娠して出産前日まで普通に働いていたけれど
何事もなく妊娠。出産。そして生まれてきた子供が元気
一般的にそれは決して普通のことじゃなくて
何かしらの事件やドラマが起きる。
(私だって緊急帝王切開になったし・・・)
一人でも生きてく為に「依存はしない」
女性のすごいところは
結婚や出産すると、劇的脳内環境が変わると思う
ってか、本能的に変化に順応する能力がある。
でも、昔、恋愛で酷く落ち込んだ時があって
その時に気がついたこととは
「依存するほどショックが大きい」
ってこと、あれ以来常にいつか訪れる「別れ」を意識してる
だって、どう考えてもいつか「死」が来るわけで
客観的に見える状態を作っておくことは必要
「ずっと一緒にいる」と思っても、別れや離婚なんて
結構普通におとづれる
その時にしっかり自分で立ってられる状況を意識しないと
なかなか立ち直りが遅くなる、ずっと悲劇のヒローイン
だから、
人に甘えることと、依存することの違い
がわかってる人は強い
会社だってそう
一生面倒見てくれるわけではない
もし、自分が結婚したい、子供が欲しいってことは
会社の都合に合わせるべきではないと思っている
男性はいつでも子供作ることできるけど
女性も高齢出産増えてきてるとは言え
物理的に大変なことも増えて来る
だから、もし、子供が欲しいなら待った無し。
当然、おひとり様や結婚しても子供持たない主義の人もいるから
どれが、正解で、どれが幸せかなんて人それぞれだから
結婚、出産がベストな選択だとは思ってはいないけど。
ただ、会社を運営する側の人間とすれば
結婚、妊娠などでの離職は大変なこともあるけど
言えない雰囲気で、突然いなくなるくらいなら
言える状態で、早い段階で言ってもらえたら
求人含め、色々手が打てる
だから、やめる側は早めの報告で筋を通す必要があるのは確かだが
それを言わせない雰囲気がある会社もたくさんあるのは事実
何が言いたいかって
目の前に起きてる事実を変えられないなら
受け入れて
文句を言わず、次に手をうとーよってこと
器を大きく持ちたいな
北海道倶知安町(くっちゃん)でお菓子屋さんの 「お菓子のふじい」3代目 代表のちあきです。 お菓子作って、経営もして、 果ては当店のキャラクターのグッズデザインやら、SNSまで 仕事とプライベートの境界線がもはや よくわからない日々ですが 楽しみながら仕事をしてますよぉ